「総武線各駅」と検索しても、総武線各駅停車と総武快速線のどちらを指すのか、三鷹駅から千葉駅まで何駅あるのか、目的地にはどちらが便利なのか、迷う人は少なくありません。JR東日本の中央・総武線各駅停車は、東京都内の主要ターミナルを経由し、千葉方面までを結ぶ黄色い帯の電車で、駅番号はJB01からJB39まで設定されています。
2026年10月現在、JR東日本が公開する路線図は同年10月23日現在の情報に更新されています。この記事では、全39駅の順番、主要な乗換駅、中央線快速・総武快速線との違い、所要時間や始発・終電の調べ方、最新の混雑データまで整理します。通勤・通学はもちろん、初めて訪れる駅への移動にも役立つ実用ガイドです。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:中央・総武線各駅停車は三鷹駅から千葉駅方面へ走る路線で、駅番号はJB01〜JB39の全39駅。
- 要点2:総武快速線は東京駅を経由する速達性の高い路線。秋葉原・新宿方面や途中駅へ行く場合は、各駅停車が便利なケースも多い。
- 要点3:2025年度の混雑率は錦糸町〜両国間で151%。時刻表と運行情報はJR東日本の公式情報で確認するのが確実。
【基本情報】総武線各駅停車とは?三鷹〜千葉の路線と特徴

一般に「総武線各駅」や「総武線各駅停車」と呼ばれるのは、JR東日本の中央・総武線各駅停車です。東京都の三鷹駅から千葉駅方面へ延び、中央線沿線と総武線沿線を一本の運行系統で結んでいます。
路線の特徴は、名前のとおり原則として各駅に停車すること。新宿、秋葉原、錦糸町、西船橋など、乗換需要の大きい駅を通りながら、快速列車が通過する駅にも停車します。車体の黄色い帯が目印で、路線記号は「JB」です。
ただし、「三鷹〜千葉を結ぶ」といっても、すべての列車が両端の駅まで走るわけではありません。中野止まりや津田沼止まりなどの列車があり、一部は東京メトロ東西線へ直通します。乗車前には、ホームの発車案内に表示される行先と、目的駅までの運転区間を確認してください。
2026年のJR東日本路線図を確認するときは、路線の色だけでなく、駅名・駅番号・乗換路線をあわせて見るのがポイントです。総武線という名称は総武本線全体を指す場合もあるため、千葉以東へ向かう際は、各駅停車の運行系統と総武本線の区間を混同しないようにしましょう。
【駅一覧】総武線各駅停車の全39駅を順番に紹介
中央・総武線各駅停車の駅番号は、三鷹駅のJB01から千葉駅のJB39まで連続しています。以下が西側から東側へ向かう全39駅の順番です。
西側・三鷹〜新宿方面(JB01〜JB10)
- JB01 三鷹(みたか)
- JB02 吉祥寺(きちじょうじ)
- JB03 西荻窪(にしおぎくぼ)
- JB04 荻窪(おぎくぼ)
- JB05 阿佐ケ谷(あさがや)
- JB06 高円寺(こうえんじ)
- JB07 中野(なかの)
- JB08 東中野(ひがしなかの)
- JB09 大久保(おおくぼ)
- JB10 新宿(しんじゅく)
都心部・新宿〜錦糸町方面(JB11〜JB22)
- JB11 代々木(よよぎ)
- JB12 千駄ケ谷(せんだがや)
- JB13 信濃町(しなのまち)
- JB14 四ツ谷(よつや)
- JB15 市ケ谷(いちがや)
- JB16 飯田橋(いいだばし)
- JB17 水道橋(すいどうばし)
- JB18 御茶ノ水(おちゃのみず)
- JB19 秋葉原(あきはばら)
- JB20 浅草橋(あさくさばし)
- JB21 両国(りょうごく)
- JB22 錦糸町(きんしちょう)
東側・錦糸町〜千葉方面(JB23〜JB39)
- JB23 亀戸(かめいど)
- JB24 平井(ひらい)
- JB25 新小岩(しんこいわ)
- JB26 小岩(こいわ)
- JB27 市川(いちかわ)
- JB28 本八幡(もとやわた)
- JB29 下総中山(しもうさなかやま)
- JB30 西船橋(にしふなばし)
- JB31 船橋(ふなばし)
- JB32 東船橋(ひがしふなばし)
- JB33 津田沼(つだぬま)
- JB34 幕張本郷(まくはりほんごう)
- JB35 幕張(まくはり)
- JB36 新検見川(しんけみがわ)
- JB37 稲毛(いなげ)
- JB38 西千葉(にしちば)
- JB39 千葉(ちば)
駅番号を覚えると、初めて利用する駅でも路線図上の位置を把握しやすくなります。JB19の秋葉原、JB22の錦糸町、JB30の西船橋など、乗換や目的地の確認でよく使う駅番号から覚えるのも一つの方法です。
なお、駅名はJR東日本の案内表記に沿って「阿佐ケ谷」「千駄ケ谷」「市ケ谷」「四ツ谷」としています。「阿佐ヶ谷」「千駄ヶ谷」などの表記も一般には使われますが、駅情報を検索する際は公式表記も押さえておくと便利です。
【乗換駅一覧】新宿・秋葉原・西船橋など主要駅の使い分け
総武線各駅停車の利便性は、停車駅の多さだけではありません。山手線や中央線快速、東京メトロ各線、私鉄への乗換がしやすく、目的地に応じて経路を組み立てられる点にもあります。
新宿駅は、山手線、埼京線、湘南新宿ライン、中央線快速のほか、都営新宿線・大江戸線、東京メトロ丸ノ内線、小田急線、京王線などへ乗り換えられる主要ターミナルです。新宿周辺が目的地なら、総武線各駅停車で直接アクセスできる場合があります。
秋葉原駅では、山手線・京浜東北線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスなどへ乗り換えられます。電気街や周辺のオフィス街に向かう場合に便利です。なお、東京メトロ日比谷線とJRの改札・ホームは別なので、構内案内に従って移動してください。
御茶ノ水駅は中央線快速との乗換地点です。東京駅方面へ向かう場合、各駅停車から中央線快速に乗り換えるルートが候補になります。東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅や、千代田線の新御茶ノ水駅も周辺にありますが、JRとは別の駅・改札で、移動距離が発生します。
飯田橋駅・市ケ谷駅・四ツ谷駅は、東京メトロや都営地下鉄への乗換に強い駅です。オフィス街や大学、官公庁などへ向かう場合は、目的地に最も近い駅を先に確認しておくと、乗換回数を抑えやすくなります。
錦糸町駅は総武快速線と東京メトロ半蔵門線への乗換拠点です。千葉方面から東京駅へ向かうなら快速線、秋葉原や両国などの各駅停車沿線へ向かうなら各駅停車、という使い分けができます。
西船橋駅では、東京メトロ東西線、東葉高速線、JR武蔵野線などに接続します。都心方面への移動だけでなく、埼玉方面や千葉県内の別路線へ向かう際にも重要です。東西線とJRの直通列車もあるため、列車の行先表示を確認しましょう。
船橋駅・津田沼駅・千葉駅も乗換の要所です。船橋駅は東武アーバンパークラインや京成線方面、津田沼駅は京成松戸線の新津田沼駅方面、千葉駅は千葉都市モノレールや京成線方面への移動に利用できます。ただし、駅名が似ていても改札や駅舎が離れている場合があるため、乗換時間には余裕を持たせてください。
乗換駅を選ぶときは、「最も大きな駅で乗り換える」よりも「目的地に近い駅で降りる」ことが基本です。乗換回数だけでなく、駅構内の移動距離、階段やエスカレーターの位置、乗換列車の待ち時間まで考えると、移動全体を短縮しやすくなります。
【徹底比較】総武線各駅停車・総武快速線・中央線快速の違い
総武線各駅停車と総武快速線は、どちらも千葉方面への移動に使われますが、停車駅と東京側の経路が大きく異なります。加えて、三鷹・吉祥寺・新宿方面では中央線快速との違いも知っておく必要があります。
| 比較項目 | 中央・総武線各駅停車 | 総武快速線 | 中央線快速 |
|---|---|---|---|
| 主な運行区間 | 三鷹〜千葉方面 | 東京〜千葉方面 | 東京〜三鷹・高尾方面など |
| 車体の目印 | 黄色い帯 | 青系の帯 | オレンジ色の帯 |
| 停車駅の特徴 | 原則として各駅に停車 | 主要駅に停車し、途中駅を通過 | 主要駅に停車し、快速運転を行う |
| 東京駅への行きやすさ | 御茶ノ水などで乗換が必要 | 東京駅へ直通 | 東京駅へ直通する列車がある |
| 新宿・秋葉原方面 | 乗換なしでアクセスしやすい | 錦糸町などで乗換が必要 | 新宿方面へ直通する列車がある |
| 向いている利用目的 | 途中駅への移動、都心部の細かな移動 | 千葉方面と東京駅の間の速達移動 | 中央線沿線と新宿・東京方面の移動 |
総武快速線は、東京駅から新日本橋、馬喰町、錦糸町、新小岩、市川、船橋、津田沼、稲毛などを経由して千葉方面へ向かいます。各駅停車が停車する亀戸、平井、小岩、本八幡、下総中山、西船橋、東船橋、幕張本郷、幕張、新検見川、西千葉などには、快速列車は原則として停車しません。
そのため、目的地が東京駅なら総武快速線、秋葉原なら各駅停車というように、目的地を基準に選ぶと判断しやすくなります。千葉駅から東京駅への移動では快速線が便利ですが、千葉駅から新宿駅へ向かう場合は、各駅停車で乗換を減らせる経路が候補になることもあります。
一方、中央線快速との違いは、主に三鷹〜中野〜新宿方面で表れます。中央線快速はオレンジ色の帯で、快速運転によって主要駅間を速く結びます。平日の快速列車は高円寺・阿佐ケ谷・西荻窪を通過する一方、休日には停車する列車体系があります。利用日によって停車駅が変わるため、休日の移動でも駅名と種別を確認してください。
また、黄色い電車に乗れば必ず千葉まで行けるわけではありません。中央・総武線各駅停車には途中駅止まりや東京メトロ東西線への直通列車があるため、行先を確認することが欠かせません。車体の色は路線を見分ける手掛かりですが、最終的な判断は発車案内と列車の行先表示で行いましょう。
【時刻表・所要時間】始発・終電と運行情報を正しく調べる方法
総武線各駅停車の時刻表は、JR東日本の公式駅情報や時刻表ページで確認できます。出発駅と到着駅だけでなく、平日と土曜・休日の区分、列車の行先、途中駅での乗換の有無をチェックすることが大切です。
始発・終電を調べるときは、路線全体の始発時刻・終電時刻を一つの数字で考えないようにしましょう。三鷹駅発、千葉駅発、途中駅発では発車時刻が異なり、行先によって利用できる列車も変わります。駅ごとの時刻表から、目的地まで乗り継げる最終列車を確認してください。
各駅停車の所要時間も、三鷹〜千葉の全区間を一律の時間で示すことはできません。列車の運転区間、時間帯、待ち合わせや乗換の有無によって変わるため、JR東日本の時刻表や乗換案内で出発駅と到着駅を指定して調べるのが実用的です。快速列車が停車する区間では、途中駅を通過する列車に乗り換えることで時間を短縮できる場合があります。
運行情報については、JR東日本の「運行情報・運休情報・遅延証明書」で中央・総武線各駅停車の状況を確認できます。JR東日本の案内では、原則として午前4時から翌午前2時までの間に30分以上の遅れが発生、または見込まれる場合に「遅延」として案内しています。そのため、公式ページに遅延表示がないことだけで、数分程度の遅れまで発生していないと判断するのは避けましょう。
列車の現在位置や運転状況を細かく確認したい場合は、JR東日本アプリも役立ちます。公式案内によると、運行情報のほか、首都圏の主な路線の列車走行位置、時刻表、構内図、輸送障害時の振替輸送情報などを確認できます。
遅延が発生した際は、次の3点を順に確認すると判断しやすくなります。
- 現在の運行情報で、遅延・運転見合わせ・一部運休のどれに該当するかを確認する。
- 列車走行位置や駅の発車案内で、乗車予定の列車が動いているかを確認する。
- 乗換駅で接続できるかを調べ、必要に応じて別ルートや振替輸送を検討する。
なお、JR東日本の路線図は2026年10月23日現在の資料が公開されていますが、路線図と運行情報では更新の性質が異なります。駅の位置や接続路線を調べるときは路線図、当日の発車時刻や遅延を調べるときは最新の時刻表・運行情報を使い分けてください。
【混雑状況】朝のラッシュは錦糸町〜両国間に注目
総武線各駅停車を通勤・通学で使う場合、特に気になるのが朝の混雑です。国土交通省が2026年7月28日に公表した2025年度実績の都市鉄道混雑率調査によると、中央・総武線各駅停車の最混雑区間は錦糸町〜両国間で、混雑率は151%でした。
最混雑時間帯は午前7時34分から8時34分までの1時間です。同区間の輸送力は3万7,000人、輸送人員は5万6,050人とされ、前年度の混雑率145%から上昇しました。これは特定の区間・時間帯の平均値であり、すべての列車や駅が同じ混雑状況という意味ではありません。
錦糸町は総武快速線との乗換駅であり、千葉方面から都心へ向かう人の流れが集中する地点の一つです。各駅停車と快速線は統計上別の系統として集計されますが、利用者の移動は乗換を通じてつながっています。路線ごとの混雑率だけで、乗車する列車の混み具合を完全に予測することはできません。
混雑を避けたい場合は、可能であればピーク時間帯を外す、始発駅に近い駅から乗車する、目的地に応じて快速線や別路線を比較するといった方法が考えられます。ただし、別路線に移れば必ず空いているとは限らず、乗換時間や駅構内の移動が増える場合もあります。
利用路線を選ぶ際の判断基準は、次のように整理できます。
- 各駅停車がおすすめ:秋葉原・両国・亀戸・本八幡・西船橋など、快速が停車しない駅が目的地の場合。
- 総武快速線がおすすめ:東京駅へ直接向かいたい場合や、快速停車駅同士を速く移動したい場合。
- 中央線快速がおすすめ:中央線沿線から新宿・東京方面へ向かい、快速停車駅が目的地の場合。
- 別ルートも比較したい場合:朝の混雑を避けたい場合や、遅延で乗換が必要になった場合。
混雑率は毎年度変わるため、過去の数値をそのまま現在の混雑状況として扱わないことも大切です。2026年に通勤経路を見直すなら、最新の公表データに加え、実際に利用する時間帯の列車位置や運行情報も確認して判断しましょう。
【プロの結論】目的地から逆算すれば総武線の選び方は明確になる
総武線各駅停車を上手に使うコツは、路線名だけで判断せず、目的地・停車駅・乗換回数の3点から経路を選ぶことです。三鷹から千葉までの全39駅を把握しておけば、快速が停車しない駅への移動や、都心部での乗換にも対応しやすくなります。
例えば、秋葉原や両国へ向かうなら各駅停車が便利です。東京駅へ向かうなら総武快速線、中央線沿線から新宿・東京方面へ向かうなら中央線快速も候補になります。ただし、最速の経路が常に最も使いやすいとは限りません。乗換の少なさ、ホーム間の移動、混雑、運行状況まで含めて比較することが、日常利用では大切です。
また、JR東日本の路線図は路線の全体像をつかむための資料であり、時刻表は列車ごとの発車時刻、運行情報は当日の運転状況を知るための資料です。それぞれの役割を分けて確認することで、行先の勘違いや乗換ミスを減らせます。
【総武線各駅】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:総武線各駅停車は全部で何駅ありますか? A1:三鷹駅から千葉駅までの運行系統では、JB01〜JB39の全39駅です。ただし、すべての列車が三鷹駅から千葉駅まで直通するわけではありません。
Q2:総武線各駅停車と総武快速線はどちらが速いですか? A2:快速停車駅同士を移動するなら、途中駅を通過する総武快速線が有利な場合があります。一方、秋葉原や両国など各駅停車だけが停車する駅へ向かうなら、各駅停車を利用するほうが乗換を減らせます。
Q3:総武線各駅停車の始発・終電は何時ですか? A3:始発・終電の時刻は駅や行先、平日・休日によって異なります。出発駅の公式時刻表を確認し、終電は乗換先の最終列車まで含めて調べてください。
Q4:総武線各駅停車の運行情報はどこで確認できますか? A4:JR東日本の公式運行情報ページやJR東日本アプリで確認できます。公式案内では30分以上の遅れが発生、または見込まれる場合に「遅延」と案内するため、短い遅れについては列車走行位置や駅の発車案内も参考にしてください。
Q5:黄色い電車に乗れば千葉駅まで行けますか? A5:必ずしもそうではありません。中央・総武線各駅停車には途中駅止まりの列車や東京メトロ東西線へ直通する列車があります。乗車前に行先表示を確認しましょう。
まとめ:総武線各駅停車は全39駅と快速線の違いを押さえて使い分けよう
総武線各駅停車は、三鷹駅から千葉駅方面へ走るJR東日本の運行系統で、JB01〜JB39の全39駅に停車します。黄色い電車が目印で、新宿・秋葉原・錦糸町・西船橋などの主要駅を経由しながら、快速列車が通過する駅にもアクセスできる点が特徴です。
東京駅へ向かうなら総武快速線、中央線沿線から都心へ向かうなら中央線快速、各駅停車の沿線駅へ向かうなら黄色い電車、という基本を押さえると、路線選びはシンプルになります。実際の移動では、行先・乗換・所要時間・混雑状況をあわせて確認してください。
2026年の最新情報を調べる際は、JR東日本の路線図、駅別時刻表、公式運行情報を使い分けることが大切です。全39駅の順番と主要な乗換駅を把握し、目的地に合った列車を選ぶことで、通勤・通学から休日のお出かけまで、総武線をより効率的に利用できます。
主な参照資料:JR東日本「路線図」(2026年10月23日現在)、「時刻表」「運行情報・運休情報・遅延証明書」、国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)」、マイナビニュースの2026年8月1日付混雑率報道。