2026年11月30日の東京開催は、通常の土日開催とは異なる「再編競馬」です。
JRAは2026年9月6日付の公式発表で、競馬法施行規則第2条第3項に基づき、11月30日(月)を第5回東京競馬第9日として開催すると公表しました。
背景にあるのは、2026年2月に実施できなかった6競走です。
- 2月7日(土):第1回東京競馬第3日の8~12レース
- 2月8日(日):第1回小倉競馬第6日の4レース
合計6競走が実施できなかったことを受け、年度内の開催日程を再編することになりました。
今回の11月30日は、その再編によって設けられた開催日です。JRAは当日の番組を全12競走で編成しています。
加えて、同じ週の11月28日(土)に予定される第5回東京競馬第7日と、11月29日(日)の第8日についても番組変更が発表されています。
再編競馬と代替競馬は何が違う?
競馬ファンが混同しやすいのが、再編競馬・代替競馬・続行競馬の違いです。
JRAの説明では、予定していた競走の中止数などに応じて、開催の扱いが区別されています。
- 再編競馬: 実施できなかった競走数に応じて、同じ年度内に日程や番組を組み直す開催。
- 代替競馬: 予定していた全競走を実施できなかった場合に、日程を変更して行う開催。
- 続行競馬: 予定競走の半数以上を実施できなかった場合に、日程を追加して行う開催。
11月30日は、このうち再編競馬に該当します。
通常の開催カレンダーだけを見ていると見落としやすい日程ですが、JRA公式の競馬番組には正式に掲載されています。
【東京競馬場の全12レース】11月30日の発走時刻・出馬表一覧

2026年11月30日の東京競馬場では、午前9時50分の第1レースから午後4時の第12レースまで、全12競走が予定されています。
JRA公式の開催日程に掲載されているレース番号、条件、距離、発走時刻をまとめました。
出典:JRA「2026年11月30日(月曜)競馬番組」。距離の単位はメートル。発走時刻は事前発表の予定時刻です。
午前中は2歳戦と障害競走に注目
午前の東京競馬は、2歳未勝利戦と新馬戦が中心です。
第1レースは牝馬限定のダート1400m。続く第2レースは芝2000m、第3レースはダート1600mと、序盤から異なる距離・条件の競走が並びます。
第4レースには障害3000mの未勝利戦が組まれています。平地競走とは異なり、飛越の安定性や障害経験、最後まで走り切るスタミナがポイントになります。
午後の第5・第6レースは2歳新馬戦です。まだ実戦経験のない競走馬が登場するため、過去の着順だけでは評価できない組み合わせになります。
午後は特別競走から最終レースへ
午後2時15分からはベゴニア賞、午後2時50分から河口湖特別、午後3時25分から初冬ステークスと、注目の特別競走が続きます。
特別競走を中心に馬券を検討する場合でも、第7・第8レースの一般競走や第12レースまで含めて確認すると、東京開催全体の流れを把握しやすくなります。
なお、JRAは出馬投票の結果や天候などによって、発走時刻、馬場、距離、競走順序などが変更される可能性を案内しています。
【注目の3競走】ベゴニア賞・河口湖特別・初冬ステークスの条件
11月30日の東京開催で特に確認しておきたいのが、第9~11レースです。
芝の2歳戦から古馬のダート戦へと条件が変化するため、レースごとに予想の着眼点も異なります。
9R ベゴニア賞:2歳1勝クラス・芝1600m
ベゴニア賞は2歳馬による1勝クラスの競走で、舞台は芝1600mです。
2歳馬は成長段階にあり、同じ世代でも競走経験や完成度に差が出やすい時期です。
注目したいのは次のポイントです。
- 芝1600mでの実績や適性
- 新馬戦・未勝利戦での上がり3ハロン
- 東京コースでの直線の伸び
- 前走からの距離変更や競走間隔
特に東京競馬場の芝コースは、最後の直線での末脚が重要になる舞台です。
ただし、実際の出走馬や枠順が決まる前に、特定の馬を有力候補として断定することはできません。出走確定後は、各馬の過去走と東京芝1600mへの適性を照らし合わせたいところです。
10R 河口湖特別:3歳以上2勝クラス・ダート1600m
河口湖特別は、3歳以上を対象とした2勝クラスのダート1600m戦です。定量条件で編成されています。
2勝クラスは、1勝クラスを勝ち上がった競走馬などが、さらに上のクラスを目指す段階に当たります。
予想では、以下の要素を比較すると判断材料が増えます。
- 東京ダート1600mの実績
- 同距離での持ち時計
- 先行力と差し脚のバランス
- 近走の相手関係
- 馬体重の増減や休養明けの状態
ダート1600mでは、スタートからの位置取りも重要です。直線だけの瞬発力ではなく、道中で無理なく脚を使えるかを確認したいレースです。
11R 初冬ステークス:3歳以上3勝クラス・ダート1600m
当日のメインレースに当たるのが初冬ステークスです。
3歳以上3勝クラス、ダート1600m、定量という条件で編成されています。
3勝クラスは、オープンクラスへの昇級を目指す競走馬が集まる段階です。2勝クラスと比較すると、実績や能力の裏付けを持つ馬が中心となります。
注目すべきは、単純な前走着順だけではありません。
- 3勝クラスでの競走内容
- 東京ダート1600mの適性
- 過去のペースと位置取り
- 斤量条件を踏まえた能力比較
- 近走の安定感と上昇度
特に同じダート1600mで行われる河口湖特別との比較は、当日の馬場傾向を考える材料になります。
ただし、2勝クラスと3勝クラスでは出走馬の能力水準や相手関係が異なります。単純にタイムだけを並べて優劣を判断するのは避けたいところです。
【地方競馬の開催情報】帯広ばんえい競馬も11月30日に予定
2026年11月30日は、JRA東京競馬だけでなく、北海道の帯広競馬場でもばんえい競馬が開催予定です。
地方競馬情報サイトの2026年11月開催カレンダーでは、11月30日(月)の開催場として帯広ばが掲載されています。ナイター開催を示す表示も確認できます。
帯広ばんえい競馬とは?
ばんえい競馬は、一般的なサラブレッドの平地競走とは大きく異なる競技です。
ばんえい十勝の公式説明によると、競走馬は鉄製のそりを曳きながら、直線200mのコースを進みます。
コースには2つの障害があり、馬のパワーや持久力だけでなく、騎手が馬を進ませるタイミングも勝負を左右します。
特に第2障害は大きな勝負どころです。障害を越えるために一度停止して力を蓄える場面もあり、平地競馬とは異なる駆け引きが見られます。
冬季には走路のヒーティング設備も稼働します。
11月30日のばんえい競馬で確認したい情報
10月30日時点では、11月30日の個別レースの出走馬や確定した発走時刻を一覧で確認できる段階にはありません。
そのため、以下の情報は開催が近づいてから確認する必要があります。
- 各レースの出走表
- 馬番・騎手・負担重量
- 各競走の発走時刻
- 単勝・複勝などのオッズ
- 馬場状態や当日の変更情報
- レース結果・払戻金
特にばんえい競馬では、馬の障害への対応や重量条件など、平地競馬とは異なる要素が予想に影響します。
東京の芝・ダート競走と同じ基準だけで判断せず、ばんえい独自の競走内容を確認することが大切です。
【出馬表・オッズ・払戻金】いつから確認できる?
11月30日の競馬情報を探す読者にとって、最も気になるのが出馬表とオッズの公開時期でしょう。
ここではJRAと地方競馬の情報確認方法を整理します。
JRAの出馬投票は11月26日
JRAの公式発表では、11月30日の再編競馬における出馬投票日は2026年11月26日(木)です。
出走馬が確定するまでは、馬名や騎手、枠順を前提とした予想を完成させることはできません。
JRAの通常の出馬表発表手順では、木曜日の16時すぎに馬番号・枠番号のない出馬表が公開され、レース前日には枠順入りの出馬表が発表されます。
今回の開催についても、11月26日の出馬投票後にJRAの競馬メニューで最新情報を確認するのが基本です。
2026年11月30日の競馬オッズはいつ確認できる?
オッズについては、出馬表とは別に考える必要があります。
現時点では、11月30日の実際の出走馬が確定していないため、確定した馬券オッズもありません。
馬券発売が始まった後は、JRA公式サイトの「オッズ」から各レースの最新情報を確認できます。
確認できる主な券種は次のとおりです。
- 単勝・複勝
- 枠連
- 馬連・馬単
- ワイド
- 3連複・3連単
オッズは投票状況に応じて変動します。早い時間に確認した数字が、そのまま発走直前まで維持されるわけではありません。
特に人気馬が集中して買われた場合、単勝オッズや組み合わせオッズが変化することがあります。
JRA公式サイトでは、レース終了後に最終オッズも確認できます。
レース結果・払戻金はどこで確認する?
11月30日は未来の開催日であるため、10月30日時点ではレース結果や払戻金はまだ存在しません。
開催後はJRAの「レース結果」「払戻金」で確認できます。
地方競馬については、地方競馬情報サイトのレース情報や結果・払戻金のページが確認先になります。
馬券を購入した場合は、予想サイトや速報記事だけで判断せず、最終的に主催者が発表する着順と払戻金を確認することが大切です。
【JRA競馬番組の変更情報】当日までに確認すべきポイントと予想の判断基準
今回の開催で見落としたくないのが、再編競馬に伴う番組変更です。
JRAは11月30日だけでなく、同じ週の第5回東京競馬第7日・第8日についても番組変更を発表しています。
そのため、11月28日・29日・30日の3日間をまとめて確認する場合は、以前の開催予定表と最新の出馬表を混同しないよう注意が必要です。
開催直前に確認する5つの情報
1. 出走馬の確定情報: 出馬投票後に出走馬を確認する。
2. 枠順: 枠順確定後に、コース適性や展開を再評価する。
3. 発走時刻: JRAの開催お知らせで変更の有無を確認する。
4. 馬場状態: 芝・ダートの状態や天候による影響を確認する。
5. オッズ: 発売開始後に実際のオッズを確認する。
JRAの開催日程ページにも、出馬投票や当日の天候によって、発走時刻・馬場・距離などが変更される可能性が記載されています。
どのレースを重視するべき?
予想の目的によって、注目すべきレースは変わります。
- 2歳馬の将来性を見たい人:ベゴニア賞
- 古馬のダート適性を比較したい人:河口湖特別
- 上級クラスの実績を重視する人:初冬ステークス
- 平地競馬とは異なる競技を楽しみたい人:帯広ばんえい競馬
一方、出走馬や枠順が発表される前から、馬名や人気順だけを前提に馬券を決めてしまうのはおすすめできません。
レース条件、過去走、馬場状態、最終オッズを組み合わせて判断することが、予想の精度を高める基本です。
【プロの結論】11月30日の競馬は「開催の背景」と「条件比較」が鍵
今回の開催を理解するうえで重要なのは、11月30日が単なる月曜日の東京開催ではなく、JRAの再編競馬として設けられた特別な開催日だという点です。
全12レースの発走時刻はすでに公表され、ベゴニア賞・河口湖特別・初冬ステークスの条件も明らかになっています。
ただし、出走馬が確定していない段階で、人気馬や穴馬を断定することはできません。
予想の準備としては、次の順番が合理的です。
- 10月30日現在:開催日程と競走条件を把握する。
- 11月26日:出馬投票後に出走馬を確認する。
- 枠順発表後:東京コースの適性と展開を比較する。
- 発売開始後:オッズと馬場状態を確認する。
- 当日:発走時刻や番組変更を最終確認する。
日程の特殊性を理解し、確定情報が更新されるタイミングに合わせて判断することが、11月30日の競馬を楽しむうえでのポイントです。
【11月30日の競馬】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月30日にJRAの競馬は開催されますか?
A1:はい。JRAは2026年11月30日(月)に第5回東京競馬第9日として再編競馬を実施すると発表しています。全12レースの開催が予定されています。
Q2:ベゴニア賞・河口湖特別・初冬ステークスの発走時刻は?
A2:ベゴニア賞は14時15分、河口湖特別は14時50分、初冬ステークスは15時25分の予定です。
Q3:11月30日のJRA出馬表はいつ発表されますか?
A3:出馬投票日は11月26日(木)です。JRAの通常の発表手順では、木曜日16時すぎに出馬表が公開され、レース前日に枠順入りの出馬表が発表されます。
Q4:11月30日の競馬オッズは現在確認できますか?
A4:10月30日時点では、11月30日の確定出走馬や実際のオッズは確認できません。馬券発売開始後にJRA公式サイトのオッズで確認できます。
Q5:帯広ばんえい競馬も11月30日に開催されますか?
A5:はい。地方競馬の11月開催カレンダーに帯広ばの開催が掲載されています。個別レースの発走時刻や出走表は、ばんえい十勝の公式情報で確認してください。
Q6:11月30日のレース結果や払戻金は発表されていますか?
A6:まだ発表されていません。開催後にJRAのレース結果・払戻金ページや地方競馬情報サイトで確認できます。
まとめ:2026年11月30日の競馬は東京全12Rと帯広開催に注目
2026年11月30日(月)は、JRA東京競馬場の第5回東京競馬第9日として、全12レースが予定されています。通常の週末開催とは異なり、2月に実施できなかった競走を受けて編成された再編競馬です。
特に注目したいのは、14時15分発走のベゴニア賞、14時50分発走の河口湖特別、15時25分発走の初冬ステークスです。それぞれ2歳芝1600m、古馬ダート1600mの2勝クラス、3勝クラスという異なる条件が設定されています。
また、地方競馬では帯広ばんえい競馬も開催予定です。東京の平地競走と北海道のばんえい競馬を同じ日に楽しめる点も見逃せません。
出馬表は11月26日の出馬投票後、オッズは馬券発売開始後に確認するのが基本です。最終的な発走時刻や番組変更についてはJRAの公式発表を優先し、地方競馬は各主催者の最新情報を確認してください。
11月30日の競馬を楽しむためには、開催日程を押さえたうえで、出走馬・枠順・馬場状態・オッズを順番に確認することが大切です。