「ゼッテリアとは、どんなハンバーガーチェーンなのか」「ロッテリアとは何が違うのか」と気になっている人も多いのと考えられます。ゼッテリアは、看板商品である「絶品バーガー」と、気軽に食事を楽しめる「カフェテリア」を組み合わせて生まれた日本発のバーガーチェーンです。2023年9月に誕生し、ゼンショーホールディングスの傘下で店舗展開を進めてきました。
そして2026年には、大きな転換点を迎えました。ロッテリアの国内全店を2026年3月末までに閉店し、ゼッテリアへ順次転換する方針が報じられ、運営会社の社名も「株式会社バーガー・ワン」に変更されています。現在の店舗数、メニューの値段、絶品バーガーの特徴、旧ロッテリアとの違いを整理しながら、ゼッテリアというブランドの実態を解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 名前の由来:看板商品の「絶品バーガー」と「カフェテリア」を組み合わせたブランド名。
- 運営会社:ゼンショーグループ傘下の株式会社バーガー・ワンが運営。ロッテリアは2026年3月末までに国内全店を閉店し、ゼッテリアへの転換が進められた。
- 店舗数:2026年10月26日時点の公式店舗検索掲載店を集計した外部データでは272店舗。商品価格や取り扱いは店舗によって異なる。
【ゼッテリアとは】名前の由来とブランドの特徴を解説

ゼッテリア(ZETTERIA)は、ハンバーガーを中心としたファストフードチェーンです。ブランドの特徴は、ボリュームや味わいにこだわった絶品バーガーを軸に、気軽に立ち寄って食事を楽しめる店づくりを目指している点にあります。
ゼッテリアの名前の由来は「絶品バーガー」と「カフェテリア」
ゼッテリアという名称は、主力商品の「絶品バーガー」と、気軽に食事を楽しめる場所を意味する「カフェテリア」を組み合わせて生まれました。公式ブランド説明でも、この2つの言葉が名前の由来として紹介されています。
つまり、「ゼッテリア」という名称は、単にロッテリアの名前を短くしたものではありません。看板商品の魅力を前面に出しながら、食事の時間を気軽に楽しめる場所としてブランドを打ち出す意図が込められています。
ゼッテリアはどこの会社が運営している?
ゼッテリアを運営しているのは、株式会社バーガー・ワンです。同社はゼンショーグループ傘下の企業で、すき家、はま寿司、ココスなどを展開するゼンショーホールディングスのグループに属しています。
もともとロッテリアはロッテグループが展開していたブランドでしたが、2023年4月1日にゼンショー側が全株式を取得しました。その後、新ブランドのゼッテリアが登場し、2026年には旧ブランドからの転換が進みました。
2026年2月16日には、運営会社の株式会社ロッテリアが「株式会社バーガー・ワン」へ社名を変更しています。ブランド名と会社名は別のものであり、ゼッテリアは店舗で使われるブランド名、バーガー・ワンは運営会社の名称です。
【なぜできた?】ロッテリアからゼッテリアへ移行した経緯
ゼッテリアが誕生した背景には、ロッテリアの買収と、ゼンショーグループの経営資源を活用した事業展開があります。
ゼンショーホールディングスは2023年2月、ロッテリアの全株式を取得する契約を発表しました。同社の発表では、食材調達、物流、店舗運営などの機能を生かし、ロッテリアの事業拡大や発展につなげる考えが示されています。株式取得は同年4月1日に実施されました。
2023年9月、ゼッテリア1号店がオープン
買収後の2023年9月20日、東京都内にゼッテリアの1号店がオープンしました。新ブランドは、ロッテリアの事業を引き継ぐだけでなく、「絶品バーガー」を中心に据えた新たな店舗ブランドとして展開を始めました。
その後はゼッテリアの店舗数が増え、ロッテリアとの併存期間を経て、ブランド統合へと進みます。
2026年3月、ロッテリアの国内全店がブランド転換の対象に
2026年1月22日のテレビ朝日系報道や、翌23日のImpress Watchの報道では、ロッテリアの国内全店を2026年3月末までに閉店し、ゼッテリアへ順次転換する方針が伝えられました。これは、店舗そのものをすべて廃止するという意味ではなく、ロッテリアというブランドを終え、ゼッテリアへ集約する動きです。
2025年12月末時点では、ロッテリアが106店舗、ゼッテリアが172店舗でした。2026年2月のテレビ朝日系報道では、ロッテリア43店舗、ゼッテリア211店舗、改装休業中19店舗という状況も伝えられています。移行に伴って営業状況が変化していたことが分かります。
ブランドを集約する狙いは、商品開発や調達、店舗運営などの効率化を進め、ゼンショーグループの経営資源を生かすことにあります。複数のブランドを並行して運営するよりも、ゼッテリアに経営資源を集中させることで、商品や店舗体験の統一を進めやすくなると考えられます。
【徹底比較】ゼッテリアとロッテリアの違いは?
ゼッテリアとロッテリアは、まったく関係のない2つのチェーンではありません。ゼッテリアはロッテリアの事業を引き継ぐ形で生まれたブランドであり、2026年には国内店舗のブランド転換が進められました。
| 比較項目 | ゼッテリア | ロッテリア(旧ブランド) |
|---|---|---|
| ブランドの誕生 | 2023年9月20日 | 1972年に日本で1号店を開業 |
| 名称の由来 | 絶品バーガー+カフェテリア | ロッテの名称とカフェテリアを組み合わせたブランド名 |
| 運営体制 | 株式会社バーガー・ワンが運営 | 旧株式会社ロッテリアが運営。2026年2月に社名変更 |
| ブランドの位置づけ | 絶品バーガーを主力に据えたブランド | エビバーガーや絶品チーズバーガーなどで知られた旧ブランド |
| メニュー | 絶品バーガー、定番バーガー、サイドメニュー、ドリンクなど | 旧来の定番商品を中心に展開。商品構成は時期によって変化 |
| 2026年の状況 | 国内店舗の集約先となり、店舗展開を継続 | 2026年3月末までに国内全店を閉店し、順次転換する方針が報じられた |
メニューは完全に別物なのか?
両ブランドには、バーガーやサイドメニューを中心とする共通点があります。ロッテリアで親しまれてきた絶品チーズバーガーなどの系譜も、ゼッテリアのブランドを理解するうえで重要です。
ただし、ブランド名が変わったからといって、すべての商品が同じ仕様で残るわけではありません。商品名、具材、販売価格、期間限定商品のラインアップは変更される場合があります。旧ロッテリア時代のメニュー情報と現在のゼッテリア公式メニューを比較する際は、販売時期にも注意が必要です。
ロッテリアがなくなったら、今までの店舗はどうなる?
基本的には、ロッテリアの店舗を順次ゼッテリアへ転換するという流れです。したがって、「ロッテリアが閉店する」というニュースだけを見て、すべての店舗がその場所からなくなると判断するのは正確ではありません。
ただし、個々の店舗の改装、休業、営業終了、新規出店の状況は異なります。以前ロッテリアがあった場所に行く場合は、店舗名だけで判断せず、最新の店舗検索で営業状況を確認するのが確実です。
【2026年最新】ゼッテリアの店舗数と店舗の見分け方
2026年10月26日時点では、ゼッテリアの公式店舗検索に掲載された店舗を集計した外部データベースで、国内272店舗が確認されています。これは公式発表による確定店舗数ではなく、店舗検索の掲載情報をもとにした集計値です。
同データでは、出店地域は47都道府県中42都道府県で、東京都が33店舗と最多でした。北海道23店舗、愛知県21店舗、大阪府26店舗など、地域によって出店状況に差があります。店舗の新設や改装が続けば数字は変動するため、利用時には最新の店舗情報を確認する必要があります。
ゼッテリアの店舗を見分ける3つのポイント
- 店頭の看板:「ZETTERIA」「ゼッテリア」の表示があるか確認する。
- 公式店舗検索:住所や施設名から検索し、現在の店舗名と営業状況を確認する。
- メニューとレシート:店頭メニューや購入時のレシートに記載されたブランド名を確認する。
とくに、商業施設や駅構内などにある店舗では、改装期間や営業再開のタイミングによって情報が更新されることがあります。以前のロッテリアの店舗情報が検索結果に残っていても、実際の営業ブランドが変わっている可能性があります。
【メニュー・値段】ゼッテリアの絶品バーガーは何が違う?
ゼッテリアの看板商品は、ブランド名の由来にもなった絶品バーガーです。2026年に確認できる公式メニューでは、ビーフ100%のパティを使った商品を中心に、チーズ入りや複数枚のパティを重ねた商品などが展開されています。
絶品バーガーの主な値段
公式メニューに掲載されている価格の目安は、次のとおりです。いずれも税込価格ですが、店舗やデリバリーによって異なる場合があります。
- 絶品ビーフバーガー:単品540円~
- 絶品チーズバーガー:単品590円~
- ダブル絶品ビーフバーガー:単品740円~
- ダブル絶品チーズバーガー:単品890円~
セットは、ポテトMとドリンクMなどを組み合わせる構成が基本です。公式メニューでは、対象商品にセットを追加する価格が350円~と案内されている例もあります。ただし、商品によってセット価格が異なるため、単品価格に一律の金額を足せば必ず同じセット価格になるわけではありません。
絶品バーガーの特徴は?
絶品ビーフバーガーは、ビーフ100%のパティに、オーロラソース、トマト、レタス、レリッシュ、バーガーソースなどを組み合わせた商品です。肉の存在感に加え、野菜やソースの味わいを楽しめる構成になっています。
絶品チーズバーガーは、ビーフパティとチーズを組み合わせた商品です。チーズのコクを重視したい人に向いています。加えて、ダブルやトリプルの商品もあり、食べ応えを求める人が選びやすいラインアップです。
絶品バーガー以外のメニューも充実
ゼッテリアでは、看板商品以外にも、えびバーガー、てりやき系バーガー、チキン系バーガー、ハンバーガー、チーズバーガーなどの定番商品が用意されています。サイドメニューにはポテト、ふるポテ、サラダ、チキン商品などがあり、ドリンクやスイーツも選べます。
朝の時間帯にはモーニングメニュー、夕方以降にはディナー向けの商品やセットも展開されています。また、季節に合わせた期間限定商品も登場します。たとえば、公式メニューでは月見系バーガーや紅はるかを使ったシェーキ、スイートポテトパイなどが期間限定商品として紹介されています。販売期間や取り扱いは店舗によって異なるため、来店前に確認すると安心です。
ゼッテリアの歴代メニューを調べるときの注意点
ロッテリア時代のメニューを振り返るうえでは、2007年に登場した絶品チーズバーガーが代表的な商品として知られています。その後、2023年にゼッテリアが誕生し、絶品バーガーを中心に据えたブランドとして展開が始まりました。
ただし、過去のロッテリアのメニュー表と現在のゼッテリアのメニュー表を単純に並べるだけでは、商品の継続や変更を正しく判断できません。期間限定商品の終了、名称の変更、具材や価格の見直しなどがあるため、歴代メニューを比較する際は、発売時期と当時の公式情報を合わせて見ることが大切です。
【評判を検証】ゼッテリアはおすすめ?向いている人と注意点
ゼッテリアの評判を考える際は、単純に「おいしい」「高い」と一括りにするのではなく、何を重視するかで評価を分けると判断しやすくなります。看板商品の味わい、セットを含めた支払額、店舗の立地や使いやすさなど、利用者が比較する要点は複数あります。
ゼッテリアが向いている人
- 肉の存在感を楽しみたい人:ビーフパティを主役にした絶品バーガーを試したい人。
- チーズ系バーガーが好きな人:絶品チーズバーガーやダブル商品など、チーズと肉の組み合わせを重視する人。
- 選択肢の多さを求める人:定番バーガーからサイドメニュー、ドリンク、季節限定商品まで幅広く選びたい人。
- 旧ロッテリアの店舗を利用していた人:ブランド転換後も、近隣で利用できる店舗を探したい人。
利用前に確認したい注意点
最初に、価格だけを見てお得かどうかを判断しないことです。バーガー単品の価格が手頃でも、ポテトやドリンクを加えると合計金額は変わります。逆に、セットを利用することで必要なメニューをまとめて注文できる場合もあります。
続いて、店舗による価格や商品構成の違いです。公式サイトでも、一部店舗やデリバリーでは価格が異なり、取り扱いのない商品があると案内されています。ネット上で見つけた価格が、訪問予定の店舗でも適用されるとは限りません。
また、ロッテリア時代の口コミや写真を、そのまま現在のゼッテリアの評価として扱うことにも注意が必要です。投稿された時期、店舗、購入商品を確認し、現在のメニューや店舗体験と区別することが、評判を見誤らないためのポイントです。
【ゼッテリアとは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゼッテリアはロッテリアと同じ会社ですか?
A1:2023年4月にゼンショーホールディングスがロッテリアの全株式を取得しました。運営会社は2026年2月16日に株式会社バーガー・ワンへ社名変更しており、ゼッテリアは同社が運営するブランドです。
Q2:ロッテリアは2026年3月に本当になくなったのですか?
A2:2026年3月末までに国内全店を閉店し、ゼッテリアへ順次転換する方針が報じられました。これはロッテリアというブランドの終了を意味し、すべての店舗が物理的になくなるという意味ではありません。個々の店舗の営業状況は最新の店舗検索で確認してください。
Q3:ゼッテリアの店舗数は2026年現在、何店舗ですか?
A3:2026年10月26日時点の公式店舗検索掲載店を集計した外部データでは272店舗です。店舗数は新規出店や改装などで変動する可能性があるため、最新の店舗情報を確認するのがおすすめです。
Q4:ゼッテリアの絶品バーガーはいくらですか?
A4:公式メニューでは、絶品ビーフバーガーが単品540円~、絶品チーズバーガーが単品590円~と案内されています。価格は税込ですが、一部店舗やデリバリーでは異なる場合があります。
Q5:ゼッテリアとロッテリアのメニューは同じですか?
A5:絶品バーガーなど、旧ロッテリアの主力商品につながるメニューがありますが、すべての商品が同じ仕様で継続しているわけではありません。商品名、具材、価格、期間限定メニューなどは変更される場合があります。
Q6:ゼッテリアはどこで店舗を確認できますか?
A6:ゼッテリアの公式店舗検索で、都道府県や店舗名、住所などから探せます。旧ロッテリアの店舗を利用していた場合も、ブランド転換後の営業状況を確認してから訪問すると安心です。
まとめ:ゼッテリアの今後と失敗しない選び方
ゼッテリアは、「絶品バーガー」と「カフェテリア」を組み合わせた日本発のバーガーチェーンです。2023年9月の誕生後、ゼンショーホールディングスの傘下で店舗展開を進め、2026年にはロッテリアからのブランド転換が大きな節目を迎えました。運営会社も株式会社バーガー・ワンへと名称を変えています。
2026年10月時点の店舗検索集計では272店舗が確認されており、今後も店舗網やメニュー構成は変化する可能性があります。絶品ビーフバーガーや絶品チーズバーガーを中心に選びたい人にとって、商品構成やセット価格を比較しながら利用できるチェーンです。
利用する際の判断基準は、看板商品の好み、セットを含めた予算、店舗の場所、そして現在のメニューや営業時間です。旧ロッテリアの情報と現在のゼッテリアの情報を区別し、公式店舗検索と最新メニューを確認すれば、自分に合った商品や店舗を選びやすくなります。