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モスのポテトはなぜ変わった?昔の形・味の真相と2026年の価格を徹底解説

早瀬 結衣 早瀬 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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モスバーガーのポテトを久しぶりに食べて、「昔と形が違う」「以前より味が変わった気がする」と感じたことはありませんか。かつて親しまれた皮付きの三日月型ポテトと、現在の棒状のフレンチフライポテトでは、見た目だけでなく、口当たりや食感の印象も異なります。

実際にモスバーガーのポテトには、形状の違いに加え、2023年3月のサイズ展開変更や、その後の価格改定という変化がありました。2026年10月時点の公式栄養成分表と価格情報、モスフードサービスの品質管理に関する公開資料を照らし合わせると、「形が変わったこと」と「値段やサイズが変わったこと」は分けて考える必要があります。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 形状の変化:昔の皮付き三日月型と現在の皮をむいた棒状のポテトでは、食感の印象が異なる。形状変更の正確な実施日や公式理由は公表資料から特定できない。
  • 2023年の変更:フレンチフライポテトにMサイズが加わり、S・M・Lの3サイズに。Sは減量、Lは増量された。
  • 2026年の最新情報:標準価格はSが290円、Mが340円、Lが390円。公式栄養成分表では、それぞれ170kcal、238kcal、409kcalとなっている。

【結論】モスバーガーのポテトは何が変わった?形状と価格の変更を整理

モスポテト変わった

モスバーガーのポテトが変わったと感じる理由には、大きく分けて「形状の違い」「サイズと内容量の変更」「価格の改定」の3つがあります。

昔のポテトとして記憶されているのは、皮が付いた三日月型のウェッジカットです。一方、現在の定番商品「フレンチフライポテト」は、皮をむいたじゃがいもを棒状にカットしたタイプ。カットの仕方が違えば、表面のカリッとした部分と中心のホクホクした部分のバランスも変わるため、食感の印象が異なるのは自然なことです。

ただし、形状変更の理由については注意が必要です。モスフードサービスの2023年3月6日付の価格改定発表では、S・Lの2サイズからS・M・Lの3サイズへの変更、Sの減量、Lの増量が説明されていますが、皮付き三日月型から現在の形に変わった時期や、その理由については記載されていません。

つまり、2023年の変更をそのまま「ポテトの形が変わった年」とするのは正確ではありません。確認できるのは、同年3月24日にサイズと価格の改定が実施されたことです。

形状の変更とサイズ・価格の変更を切り分けることが、昔と現在のポテトを正しく比較する第一歩になります。

【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:lookaside.fbsbx.com)

【昔と現在を比較】皮付き三日月型からストレートカットへ、食感はどう違う?

モスのポテトについて語られる「昔と違う」という感覚は、形の違いに注目すると理解しやすくなります。

昔のポテトは皮付き三日月型

以前のポテトとして知られるウェッジカットは、じゃがいもをくし形に切ったような三日月型が特徴でした。皮が付いた部分が見た目のアクセントになり、厚みのある形状から、じゃがいもらしいホクホク感を連想する人もいます。

この形状は、現在の棒状ポテトとは表面積や断面の構成が異なります。厚い部分では中心の食感が残りやすく、皮に近い部分も含めて、ひと口ごとに異なる口当たりを楽しめるのが特徴です。

現在は皮をむいた棒状のフレンチフライポテト

現在の定番商品は、公式サイトで「フレンチフライポテト」として案内されています。モスフードサービスの品質管理に関する説明では、原料のじゃがいもをカットし、ボイルした後に軽くフライして急速冷凍する製造工程が紹介されています。

この製法は、店舗で揚げた際の色合いを均一にし、外側のカリッとした食感と内側のホクホク感を実現することを目的としています。原料の皮をむく工程では、変色部分や残った皮も取り除くと説明されています。

ただし、昔の形と現在の形のどちらが優れているかは、好みによって異なります。じゃがいもの素朴な存在感や皮付きの食感を好む人には昔のタイプが印象に残りやすく、現在のタイプでは棒状のポテトならではの食べやすさや、表面と中心の食感の対比が魅力になります。

なお、ストレートカットだからといって、必ずしも極細のポテトというわけではありません。形状の違いを、そのまま「細くなって品質が落ちた」と結び付けるのは適切ではありません。

【2023年から2026年まで】ポテトのサイズ・価格・カロリーを比較

サイズと価格の変更については、公式発表と最新の栄養成分表から具体的な数字を確認できます。特に重要なのは、2023年にMサイズが新設されたことと、2026年7月15日にS・Mサイズの価格が改定されたことです。

2023年3月24日の改定では、それまでS・Lの2種類だったフレンチフライポテトにMサイズが加わりました。同時にSサイズは内容量が減り、価格は250円から240円に変更。Lサイズは内容量が増え、330円から360円になりました。

2026年7月15日の価格改定では、Sサイズが270円から290円、Mサイズが330円から340円に変更されました。Lサイズは390円で据え置きです。以下は、2026年10月時点の標準価格と、2026年10月14日更新の公式栄養成分表に基づく比較です。

比較項目 2023年3月の改定 2026年10月時点
形状 旧来の皮付き三日月型から現在の形への変更時期は、公式資料に記載なし 皮をむいた棒状のフレンチフライポテト
Sサイズ 250円から240円へ。内容量を減量 290円・75.4g・170kcal
Mサイズ 新設。300円 340円・105.6g・238kcal
Lサイズ 330円から360円へ。内容量を増量 390円・181.1g・409kcal
2026年7月の価格改定 該当せず Sは20円、Mは10円値上げ。Lは価格据え置き

価格は税込みの標準価格です。一部店舗やモスバーガー&カフェなどでは異なる場合があります。また、重量とカロリーはモスバーガー公式サイトの栄養成分表に掲載された数値で、実際の商品には差が生じる場合があります。

2023年にMサイズが新設された理由

2023年のMサイズ新設については、当時のJ-CASTトレンドがモスフードサービスの広報担当者に取材しています。同記事によると、ほかのファストフード店ではS・M・Lの3サイズが一般的ななか、モスには「なぜMサイズが無いんだ」という利用者の声が寄せられていました。こうした声が、Mサイズ新設のきっかけの一つになったと報じられています。

この経緯から分かるのは、2023年の変更が単なる値上げではなく、選べる量の幅を見直す商品設計の変更でもあったということです。Sでは少なく、Lでは多いと感じる利用者にとって、Mという中間の選択肢が加わった意味は小さくありません。

2026年の価格改定はなぜ行われた?

モスフードサービスが2026年7月に発表した価格改定について、報道各社は、原材料費や人件費、エネルギーコストなどの上昇が背景にあると伝えています。ポテトではS・Mが値上げ対象となる一方、Lは価格が据え置かれました。

したがって、2026年にポテトの値段が上がったことと、昔から形が変わったことは別の話です。形状の変更を価格改定の結果とみなしたり、値上げによってポテトの原料や製法が変わったと判断したりする根拠は、これらの発表資料にはありません。

【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:cdn-ak.f.st-hatena.com)

【味が変わった真相】「まずい」という口コミや評判は本当?

「モスのポテトは味が変わった」「昔よりおいしくない」と感じる理由を考える際には、商品そのものの変更と、食べたときの条件を分けて考える必要があります。

理由1:形状の違いで食感の印象が変わる

皮付き三日月型と棒状のポテトでは、表面と中心の割合が異なります。厚みのある部分のホクホク感を好んでいた人にとっては、形状が変わるだけでも、じゃがいもの存在感や食べ応えが以前とは違って感じられる可能性があります。

一方、現在のポテトは、外側のカリッとした食感と中心のホクホク感を両立させることを意識した製造工程が採用されています。どの食感を「おいしい」と感じるかは、食べる人の好みによって変わります。

理由2:揚げたてか、持ち帰りかで食感が変わる

フライドポテトは、揚げた直後と時間がたった後では食感が変化します。持ち帰りでは、容器内にこもる蒸気によって表面の水分が増え、揚げたてに比べてしんなりすることがあります。

塩の付き方や揚げ上がりの状態も、食べたときの印象に影響します。同じ商品でも、購入する時間帯や食べるまでの時間が違えば、「前回よりおいしくない」と感じることはあり得ます。

理由3:サイズ変更で量と満足感が変わった

2023年の改定ではSサイズが減量され、Lサイズは増量されました。これは公式発表で確認できる事実です。以前と同じSサイズを注文したつもりでも、内容量が変わったことで、食べ終わったときの満足感が違って感じられる可能性があります。

ただし、内容量が変わったことと、味付けや原料の配合が変わったことは同義ではありません。2023年の公式発表はサイズや価格の変更を説明したもので、味が変わったことを理由に挙げてはいません。

「まずい」という口コミだけで品質低下とは判断できない

ネット上で「まずい」「味が変わった」といった感想を見かけても、それだけで商品全体の品質が低下したとは判断できません。個々の口コミには、形状の好み、揚げ上がり、塩加減、持ち帰り時間など、異なる条件が含まれるからです。

また、口コミの投稿数や印象的な意見だけでは、利用者全体の評価がどのように変化したのかを測ることはできません。味の変化を客観的に判断するには、同じ条件で食べ比べることや、原材料・製法についての公式発表を確認することが有効です。

2026年10月時点で参照できる公式資料からは、2023年のサイズ改定や2026年の価格改定を、味が変わった直接の原因とする説明は確認できません。形状の違いによる食感の変化と、調理や持ち帰りの条件を分けて考えるのが妥当です。

【品質管理を検証】モスのポテトはどのように作られている?

モスバーガーのポテトについて、品質管理の実態を知る手がかりになるのが、公式サイトの「食材がお店に届くまで」という説明です。原料の選定から製造、異物検査まで、複数の工程で品質を確認する仕組みが紹介されています。

原料のじゃがいもは大きさや傷などを確認

公式説明によると、原料の選定では、水分の比重、大きさ、傷、傷みなどを自主規格に沿って確認し、条件を満たしたじゃがいもを使用しています。また、契約農場で収穫した原料を使い、原料農場との契約では遺伝子組み換え品種の使用を禁止しています。

製造工程では形状・食感・風味を検査

じゃがいもはカットしてボイルした後、軽くフライして急速冷凍されます。公式サイトでは、この工程によって、店舗で揚げた際に色合いを均一にし、外はカリッと、中はホクホクとした仕上がりを目指すと説明しています。

加えて、製造工程では形状・食感・風味の検査を30分ごとに実施し、金属検知機による異物チェックも行っています。ここでいう30分ごとの検査は製造工程についての説明であり、店舗で揚げる作業を30分ごとに検査するという意味ではありません。

品質管理の仕組みと「味が変わった」は別の問題

原料の大きさや傷を確認し、製造工程で形状や食感を検査する仕組みは、品質のばらつきを抑えるための取り組みです。ただし、品質管理が実施されていることだけを根拠に、すべての店舗・すべての時間帯で同じ食感になると断定することはできません。

フライドポテトの最終的な食感には、店舗での調理状態や提供から食べるまでの時間も関わります。公式の品質管理情報は、味の変化をめぐる疑問を考えるうえで重要な資料ですが、過去と現在の味付けが完全に同じかどうかを直接証明するものではありません。

【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:auctions.c.yimg.jp)

【S・M・Lの選び方】カロリー・価格・満足感で比較

現在のモスバーガーのポテトは、サイズによって価格だけでなく、重量やカロリーにも差があります。注文量を決めるときは、単に「S・M・L」という名称だけでなく、実際の数値を確認すると選びやすくなります。

Sサイズ:量を抑えたい人向け

Sサイズは75.4g、170kcal、標準価格290円です。バーガーを中心に食べたい人や、ポテトを少量だけ楽しみたい人に向いています。Mサイズと比べると、カロリーは68kcal少なくなります。

Mサイズ:食事のサイドメニューとして選びやすい

Mサイズは105.6g、238kcal、標準価格340円です。Sサイズでは少なく、Lサイズでは多いと感じる人にとって、中間の選択肢になります。2023年に新設されたサイズで、現在はレギュラーのセットメニューでも選択肢の一つとして案内されています。

Lサイズ:ポテトをしっかり楽しみたい人向け

Lサイズは181.1g、409kcal、標準価格390円です。Mサイズより75.5g多く、カロリーは171kcal高くなります。ポテトを多めに食べたい場合には選びやすい一方、量を抑えたい場合はSやMのほうが適しています。

カロリーの差を見ると、SからMへの変更は68kcal、MからLへの変更は171kcalです。サイズを一段階上げる場合でも、増える量やエネルギーは同じではありません。食事全体の量を考えるなら、バーガーやドリンクと合わせて選ぶのが現実的です。

なお、カロリーは商品の配合に基づく推定値であり、実際の商品とは異なる場合があります。価格も店舗によって異なる可能性があるため、注文時のメニュー表示を確認してください。

【モスポテト変わった】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:モスバーガーのポテトはいつから皮付き三日月型ではなくなったのですか?
A1:昔の皮付き三日月型と現在の棒状のポテトでは形状が異なりますが、形状変更の正確な実施日を示す公式発表資料は確認できません。2023年3月24日の公式発表で確認できるのは、S・LからS・M・Lへのサイズ変更と、Sの減量・Lの増量です。

Q2:モスのポテトは2026年に値上げされましたか?
A2:はい。2026年7月15日の価格改定で、Sサイズは270円から290円、Mサイズは330円から340円になりました。Lサイズは390円で据え置きです。いずれも標準価格で、一部店舗では異なる場合があります。

Q3:モスのポテトは昔よりまずくなったのでしょうか?
A3:「まずい」と感じるかどうかは個人の好みや食べたときの条件によって異なります。形状の違いによる食感、揚げたてか持ち帰りか、塩の付き方などが印象に影響する可能性はありますが、2023年のサイズ改定や2026年の価格改定だけを理由に、味が悪くなったと判断することはできません。

まとめ:モスのポテトは形・サイズ・価格を分けて考えるのがポイント

モスバーガーのポテトが変わったと感じる背景には、昔の皮付き三日月型と現在の棒状ポテトの違いに加え、サイズ展開や価格の変化があります。特に2023年3月にはMサイズが新設され、Sサイズの減量とLサイズの増量が行われました。さらに2026年7月にはS・Mサイズの価格が改定されています。

一方、形状変更の正確な時期や公式理由については、公開資料から特定できません。2023年のサイズ・価格変更と、過去から現在にかけての形状の違いを同じ出来事として扱わないことが、情報を正しく理解するうえで大切です。

2026年10月時点の標準価格はSが290円、Mが340円、Lが390円。カロリーはそれぞれ170kcal、238kcal、409kcalです。量を抑えたいならS、食事のサイドメニューとして中間の量を選びたいならM、ポテトをしっかり楽しみたいならLというように、目的に応じて選べます。

「昔のほうがおいしかった」と感じる場合も、形状そのものへの好みなのか、食感や揚げ上がりの違いなのかを分けて考えると、自分がモスのポテトに求めているものが見えてきます。価格だけでなく、量や食感、食べる場面まで含めて選ぶことが、満足度の高い注文につながります。


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コンテンツディレクター 早瀬 結衣
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