タリーズコーヒーと「&TEA(アンドティー)」は、どちらもタリーズコーヒージャパンが展開するカフェですが、最大の違いは紅茶を主役にしたコンセプトショップかどうかです。通常店でも紅茶は注文できますが、&TEAではダージリンやアールグレイ、アッサムなどのストレートティー、ティースムージー、紅茶に合わせた限定スイーツなど、紅茶を中心に楽しめる商品構成が特徴です。
2026年10月27日時点の公式情報では、&TEAは10月30日に「武蔵小杉東急スクエア店」が50号店としてオープンする予定です。この記事では、通常店との違い、メニュー一覧、価格比較、コーヒーの取り扱い、店舗の見分け方、評判を判断するポイントまで、タリーズコーヒージャパンの公式商品情報やプレスリリースをもとに整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 違い:&TEAは紅茶を主役にしたコンセプトショップ。通常店よりも産地別の紅茶やティースムージーなどを楽しみやすい。
- メニューと価格:2026年10月の公式掲載価格では、マラウイ&ダージリンが450円、アールグレイ クラシックが525円、ティースムージーが750円から。
- 店舗選び:&TEAでもコーヒーを扱う店舗はある。紅茶限定商品やスイーツを目当てにするなら、店舗ごとの取り扱い確認がポイント。
【先に結論】タリーズコーヒーと&TEAの違いは紅茶の品揃えにある

通常のタリーズコーヒーは、ドリップコーヒーやエスプレッソ、カフェラテなどのコーヒーメニューを軸に、紅茶、フード、スイーツも提供するカフェです。一方、&TEAは、タリーズの紅茶メニューをより幅広く楽しめるように設計された専門性の高いコンセプトショップです。
つまり、別会社のカフェでも、通常店の上位ブランドでもありません。同じタリーズのブランド内で、紅茶の選択肢と紅茶に合う商品を充実させた店舗形態と理解するとわかりやすいでしょう。
タリーズコーヒージャパンの公式発表によると、&TEAではマラウイ産茶葉を使ったオリジナルブレンドのストレートティーをはじめ、ダージリンなどの産地茶、フルーツティー、季節のロイヤルミルクティーなど、約15種類のティーメニューを取りそろえています。
通常店にもロイヤルミルクティーや水出しアイスティーなどがあります。そのため「通常店では紅茶を飲めない」という理解は正しくありません。違いは紅茶があるかないかではなく、茶葉の種類やアレンジ、限定商品にどこまで選択肢が広がっているかです。
また、&TEAでもコーヒーを完全に排除しているわけではありません。店舗によってはエスプレッソ系の商品も取り扱っています。ただし、紅茶を中心に選びたい人に向けた商品構成になっている点が、通常店との大きな違いです。
【通常店と徹底比較】メニュー・価格・スイーツはどこが違う?
通常店と&TEAの違いを、メニュー、価格、スイーツ、店舗展開の観点から比較しました。価格は2026年10月時点のタリーズ公式商品ページに掲載された税込価格を中心にしています。商品や店舗によって取り扱い・価格が異なる場合があります。
| 比較項目 | 通常のタリーズコーヒー | タリーズコーヒー&TEA |
|---|---|---|
| 店舗コンセプト | コーヒーを中心に幅広いドリンクを提供 | 紅茶を主役にしたコンセプトショップ |
| 紅茶の種類 | 定番の紅茶やミルクティーなど | ダージリン、アールグレイ、アッサム、オリジナルブレンドなど |
| コーヒー | 本日のコーヒー、カフェラテ、エスプレッソ系など | コーヒーを扱う店舗もあるが、紅茶が中心 |
| ドリンクの価格例 | 本日のコーヒー Tall 450円、カフェラテ Tall 510円 | マラウイ&ダージリン 450円、アールグレイ クラシック 525円、クオリティ ダージリン 570円 |
| 特徴的なドリンク | コーヒー、ラテ、季節限定ドリンクなど | ティースムージー、産地別のストレートティー、紅茶の季節限定商品など |
| スイーツ | ケーキ、パンケーキ、定番の焼き菓子など | 通常商品に加え、&TEA向けのスイーツやMain Mano監修商品など |
| 店舗数 | 全国に幅広く展開 | 2026年10月30日に50号店が開業予定 |
価格を見ると、&TEAだからすべての商品が高いわけではありません。例えば、通常店の本日のコーヒー Tallと、&TEAのオリジナルティー「マラウイ&ダージリン」は、公式掲載価格ではどちらも450円です。一方、&TEAのクオリティ ダージリンは570円で、産地や品質にこだわった紅茶を選べます。
なお、上記の価格は商品そのものを比較した目安です。紅茶とコーヒーでは原料や商品設計が異なるため、金額だけでお得かどうかを判断するのは適切ではありません。紅茶の種類を試したいのか、手頃なコーヒーを飲みたいのかによって、満足度は変わります。
【&TEAメニュー一覧】ダージリン・アールグレイ・アッサムとマラウイの違い
&TEAの魅力は、紅茶を単なるコーヒー以外の選択肢として扱うのではなく、茶葉ごとの香りや味わいを選べる点にあります。タリーズ公式の&TEA商品ページに掲載されている主なドリンクを紹介します。
- クオリティ ダージリン:570円。クオリティシーズンの美味しさを楽しむストレートティー。
- アールグレイ クラシック:525円。ベルガモットの心地よい香りが特徴。
- アッサム:525円。甘い香りと芳醇な味わいが特徴。
- オリジナル マラウイ&ダージリン:450円。鮮やかな赤い水色のマラウイと、コク深いダージリンを組み合わせたオリジナルティー。
- ロイヤルミルクティー:555円。コク深く、やさしい味わいのミルクティー。
- ハニーロイヤルミルクティー:595円。はちみつの風味を楽しめるミルクティー。
上記は公式ページに掲載された主な商品の例で、メニューのすべてを網羅した一覧ではありません。価格や取り扱いは店舗・時期によって異なる場合があります。
紅茶を選ぶ際は、名前だけでなく、香りや味の方向性を基準にすると失敗しにくくなります。
ダージリンは、産地や収穫時期による香味の違いを楽しみたい人に向いています。公式ページで紹介されているクオリティ ダージリンは、紅茶そのものの風味を味わいたいときに選びやすい一杯です。
アールグレイは、ベルガモットの香りが特徴の紅茶です。華やかな香りを楽しみたい人や、フルーツを使ったティードリンクに興味がある人にも向いています。
アッサムは、甘い香りと芳醇な味わいが特徴です。しっかりした風味の紅茶が好きな人や、ミルクを合わせた飲み方が好みの人にとって、候補に入れやすい茶葉です。
そして、&TEAを象徴する茶葉のひとつがマラウイです。タリーズコーヒージャパンの公式発表では、アフリカのマラウイに担当者が赴いて茶葉を調達していることが紹介されています。鮮やかな赤い水色が特徴で、ダージリンと組み合わせたオリジナルブレンドにも使われています。
なお、公式商品ページにはアッサムも掲載されていますが、すべての店舗で全種類の茶葉が常時注文できるとは限りません。特定の紅茶を目当てに訪れる場合は、来店予定店舗のメニューを事前に確認するのがおすすめです。
【限定メニューを解説】ティースムージーと紅茶スイーツは何が違う?
&TEAを訪れる理由として、ストレートティーと並んで注目したいのが、紅茶を使ったアレンジドリンクとスイーツです。通常店でも季節限定ドリンクやケーキなどを楽しめますが、&TEAでは紅茶を軸にした商品を選びやすいのが特徴です。
ティースムージーは紅茶とフルーツを組み合わせた一杯
タリーズコーヒージャパンの公式発表では、ティースムージーについて、氷ではなくフローズンフルーツとティーを使って仕上げる商品として紹介されています。紅茶の香りとフルーツの味わいを組み合わせた、デザート感覚でも楽しめるドリンクです。
公式&TEAページに掲載されている主な商品と価格は、次のとおりです。
- ベリーベリーアールグレイ:750円。アールグレイの香りとベリー系の風味を楽しめるティースムージー。
- ピーチグリーンティー:840円。グリーンティーとピーチの組み合わせを楽しめる一杯。
価格はストレートティーより高めですが、紅茶そのものをシンプルに味わう商品とは異なり、フルーツを組み合わせたフローズンドリンクという位置付けです。甘さや果実感のあるドリンクが好きな人には、通常の紅茶とは違う選択肢になります。
2026年秋の注目商品はパンプキンチャイミルクティー
2026年9月30日付のタリーズコーヒージャパンのプレスリリースでは、秋の季節限定商品として「&TEA パンプキンチャイミルクティー」が発表されました。10月7日から発売され、公式発表価格はTall 640円です。
かぼちゃの甘みとシナモン、カルダモンなどのスパイスを組み合わせたミルクティーで、秋らしい風味を楽しめる商品です。紅茶の定番メニューだけでなく、季節によって登場するアレンジ商品も&TEAを選ぶ楽しみのひとつです。
ただし、季節限定商品は販売期間や店舗ごとの取り扱いに左右されます。2026年10月の情報をもとに来店を計画する場合でも、販売終了や在庫状況によって注文できない可能性があります。
紅茶スイーツはMain Mano監修の商品にも注目
&TEAの公式ページでは、東京・代々木上原に本店を構えるブーランジェリー&カフェ「Main Mano(マンマーノ)」に関連するスイーツも紹介されています。タリーズコーヒージャパンは、Main Manoを立ち上げた毛利将人氏の監修による商品を「TULLY'S SWEETS produced by Main Mano」として展開しています。
公式ページに掲載されているスイーツの例は、ミルククリームシフォン、ゴーダチーズケーキ、ミルクレープ ヴァニーユ with T'sアイス、クランブル アップルパイ with T'sアイスなどです。掲載価格は670~690円の商品が中心です。
これらは紅茶だけでなく、コーヒーと一緒に楽しむこともできます。スイーツの取り扱いは時期や店舗によって変わるため、特定の商品を目当てにする場合は最新の公式メニューが判断材料になります。
【&TEAが生まれた理由】2017年の1号店から2026年の50店舗へ
&TEAの歴史をたどると、タリーズコーヒージャパンが紅茶を独立したコンセプトとして打ち出してきた経緯がわかります。
タリーズコーヒージャパンの2026年10月20日付プレスリリースによると、&TEAの1号店は2017年10月、横浜元町にオープンしました。その後、東京、京都、大阪などへ展開し、2026年10月30日には「タリーズコーヒー &TEA 武蔵小杉東急スクエア店」が50号店として開業する予定です。
同社の発表では、全国26都道府県に展開する段階に達しており、紅茶メニューを拡充したコンセプトショップとして店舗数を伸ばしています。2026年10月27日時点では50号店の開業前ですが、10月30日のオープンによって50店舗に到達する計画です。
なぜ、コーヒーを主力とするタリーズが紅茶専門性の高い業態を展開するのでしょうか。その背景には、通常店のメニューに紅茶を追加するだけでは実現しにくい、選択肢の幅と商品体験の差別化があります。
通常店ではコーヒーやエスプレッソ系の需要に応えながら、紅茶も提供します。一方、&TEAではストレートティーの茶葉の違いやフルーツティー、ティースムージー、紅茶に合うスイーツを前面に出せます。利用者にとっては、コーヒー以外の選択肢を増やすだけでなく、紅茶を目的に店を選ぶ理由が生まれるわけです。
公式サイトによると、コンセプト名の「&」には、さまざまな事柄を次へとつなぐという意味が込められています。一杯のお茶をきっかけに、豊かな世界やくつろぎの空間を届けるという考え方です。
なお、ブランドの歴史を整理するうえでは、日本と米国の運営状況を混同しないことも大切です。米国シアトルを本拠としていたTully's Coffeeは2013年に破綻・売却され、米国内の店舗は2018年に閉鎖されました。一方、日本ではタリーズコーヒージャパンが商標権を保有して店舗展開を続けています。現在の&TEAは、日本のタリーズが展開するコンセプトショップです。
【店舗の見分け方と評判の実態】向いている人・向かない人を整理
初めて利用する場合、&TEAか通常店かを見分けるには、店名の表記とメニューを確認するのが確実です。&TEAは店名に「&TEA」が付くコンセプトショップで、公式ページでも通常のドリンクメニューとは別に、紅茶のメニューやMain Mano関連のスイーツを紹介しています。
店内の雰囲気だけで判断するよりも、店舗名と取り扱いメニューを基準にしたほうが間違いがありません。通常店でも紅茶や季節のティードリンクを提供するため、紅茶がメニューに載っているという理由だけでは&TEAとは限らないからです。
2026年の店舗一覧を調べる方法
&TEAは通常店に比べて店舗数が限られるため、近くの店舗を探す際はタリーズコーヒージャパンの公式店舗検索を利用するのが基本です。公式発表では、2026年10月30日に武蔵小杉東急スクエア店が50号店としてオープンする予定で、全国26都道府県に展開しています。
検索結果に通常店と&TEAが混在する場合は、店舗名に「&TEA」と記載されているかを確認してください。また、営業時間、席数、取り扱い商品は店舗ごとに異なります。特定の紅茶やティースムージーを飲みたい場合は、店舗の場所だけでなく商品情報まで確認しておくと安心です。
評判を判断するときに見たいポイント
&TEAの評価を考える際には、「おしゃれ」「高い」「紅茶が充実している」といった印象だけで判断せず、実際に注文したい商品と価格を照らし合わせることが大切です。例えば、450円のオリジナルティーと840円のティースムージーでは、同じ紅茶系の商品でも価格も商品設計も異なります。
紅茶の種類や香りを楽しみたい人にとっては、産地別のストレートティーや季節のアレンジドリンクが選べる点が魅力です。一方、コーヒーを中心に飲みたい人や、近所の店舗で手軽に休憩したい人には、店舗数の多い通常店のほうが利用しやすい場合があります。
口コミを参考にする場合は、投稿された時期と商品名も確認しましょう。季節限定メニューは販売終了後も過去の情報が検索結果に残ることがあり、現在のメニューと混同しやすいためです。価格についても、ストレートティー、ミルクティー、スムージー、スイーツを分けて比較することで、自分の使い方に合うか判断しやすくなります。
&TEAがおすすめの人・通常店が向いている人
&TEAがおすすめなのは、次のような人です。
- ダージリンやアールグレイ、アッサムなどの紅茶を選びたい人
- マラウイ&ダージリンなど、タリーズのオリジナルティーを楽しみたい人
- ティースムージーや紅茶を使った季節限定ドリンクを試したい人
- 紅茶に合うケーキやスイーツも一緒に楽しみたい人
通常店が向いているのは、次のような人です。
- 本日のコーヒーやカフェラテを中心に注文したい人
- 通勤・通学先や自宅の近くで気軽に利用できる店舗を探している人
- 紅茶の種類よりも、普段飲むドリンクや定番フードを重視したい人
どちらが優れているというより、目的によって適した店舗が違います。紅茶そのものを楽しむ時間を重視するなら&TEA、コーヒーを中心に幅広い選択肢から選びたいなら通常店、という分け方が合理的です。
【タリーズコーヒーと&TEAの違い】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:タリーズコーヒーと&TEAは別の会社ですか?
A1:別の会社ではありません。&TEAは、タリーズコーヒージャパンが展開する紅茶を主役にしたコンセプトショップです。通常店と同じブランド内の店舗形態ですが、紅茶の種類や限定ドリンク、スイーツの品揃えに特徴があります。
Q2:&TEAでもコーヒーは注文できますか?
A2:&TEAだからといって、コーヒーを一切扱っていないわけではありません。ただし、紅茶が中心のコンセプトショップであり、店舗ごとに取り扱いが異なる場合があります。コーヒーを必ず注文したい場合は、来店前に店舗のメニューを確認してください。
Q3:&TEAは通常店より価格が高いですか?
A3:すべての商品が高いわけではありません。2026年10月の公式掲載価格では、マラウイ&ダージリンは450円で、通常店の本日のコーヒー Tallと同価格です。一方、クオリティ ダージリンは570円、ティースムージーは750円から840円です。商品によって価格帯が違うため、飲みたいメニューごとに比較するのがおすすめです。
まとめ:2026年にタリーズを選ぶなら紅茶の目的で使い分けよう
タリーズコーヒーと&TEAの最大の違いは、紅茶を主役にしたコンセプトショップかどうかです。通常店でも紅茶は楽しめますが、&TEAではダージリン、アールグレイ、アッサム、マラウイ&ダージリンなどの紅茶に加え、ティースムージーや紅茶に合うスイーツを選びやすくなっています。
価格は一律に高いわけではなく、450円のオリジナルティーから、750円以上のティースムージーまで幅があります。紅茶をシンプルに味わいたいのか、フルーツやミルクとの組み合わせを楽しみたいのかによって、選ぶ商品も変わります。
2026年10月30日には、&TEAの50号店となる武蔵小杉東急スクエア店がオープンする予定です。店舗を探すときは公式店舗検索で「&TEA」の表記を確認し、限定商品やスイーツの取り扱いもチェックしておきましょう。
【プロの結論】コーヒーを飲むことが目的なら通常店、紅茶の種類や香り、ティースムージー、紅茶スイーツまで含めて楽しみたいなら&TEAが選択肢になります。店舗名だけでなく、目当ての商品と価格を確認して選ぶことが、自分に合ったタリーズを見つける最も確実な方法です。