2026年の広陵高校野球部は、夏の大会を終えて新チームへ移行し、2年生を中心としたメンバーで秋季大会に挑んでいます。主将を務める捕手の勝本晴太、左腕の増野巧士郎、遊撃手の香山滋音、一塁手の只石慶太らがチームの中心です。
高校野球.onlineが掲載した2026年秋季中国大会の登録メンバー一覧、一球速報.comの公式戦記録、スポーツナビの大会結果、広島県高等学校野球連盟の発表を照合すると、選手の学年や出身中学、確認できる守備位置、秋季広島県大会の戦績が見えてきます。2026年10月26日時点では、秋季中国大会の日程にも変更があり、広陵は10月27日に高川学園との初戦を迎える予定です。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- メンバー:秋季中国大会の登録選手は20人。2年生17人、1年生3人で構成されています。
- 注目選手:主将の勝本晴太、左腕の増野巧士郎、内野手の香山滋音・只石慶太らが中心です。
- 大会成績:2026年秋季広島県大会は準優勝。10月27日の秋季中国大会1回戦では高川学園と対戦する予定です。
【2026年最新】広陵高校野球部メンバー一覧と学年・守備位置・出身中学
2026年秋の新チームを把握するうえで基準になるのが、秋季中国大会のベンチ入りメンバーです。高校野球.onlineが掲載した登録名簿には、背番号1から20までの選手が掲載されています。
登録選手20人のうち、2年生が17人、1年生が3人。秋季広島県大会で先発出場した選手を中心に、投手や守備位置を確認できる選手を整理しました。なお、守備位置は公式戦での起用例であり、選手の固定ポジションをすべて示すものではありません。
| 背番号 | 選手名 | 学年 | 確認できる守備位置 | 出身中学・所属 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 増野巧士郎 | 2年 | 投手 | 東広島市立向陽中 |
| 2 | 勝本晴太 | 2年 | 捕手・主将 | 廿日市市立大野中 |
| 3 | 只石慶太 | 2年 | 一塁手 | 守口市立大久保中(大阪) |
| 4 | 島田大成 | 2年 | 未確認 | 三原市立第四中 |
| 5 | 中村楓 | 2年 | 未確認 | 金沢市立内川中 |
| 6 | 香山滋音 | 2年 | 遊撃手 | 岡山市立芳泉中 |
| 7 | 中村大雅 | 2年 | 左翼手 | 三次市立十日市中 |
| 8 | 田端陽太朗 | 2年 | 中堅手 | 海田町立海田中 |
| 9 | 加藤大凱 | 2年 | 右翼手 | 長岡京市立長岡第四中 |
| 10 | 迫田大樹 | 2年 | 指名打者での起用例 | 広島市立井口台中 |
| 11 | 梶岡建志 | 2年 | 投手 | 姫路市立東光中 |
| 12 | 山本慎之助 | 1年 | 未確認 | 横浜市立上永谷中 |
| 13 | 西本丈一郎 | 2年 | 三塁手 | 明石市立二見中 |
| 14 | 小迫倫太郎 | 2年 | 右翼手での途中出場例 | 廿日市市立大野中 |
| 15 | 北野瑛仁 | 1年 | 投手 | 大和郡山市立片桐中 |
| 16 | 高橋源士 | 2年 | 指名打者での起用例 | 福山市立新市中央中 |
| 17 | 山崎遥翔 | 2年 | 二塁手 | 西東京市立青嵐中 |
| 18 | 田中颯太 | 2年 | 投手 | 萩市立萩西中 |
| 19 | 久保田凌生 | 1年 | 未確認 | 岡山市立竜操中 |
| 20 | 渡部道成 | 2年 | 未確認 | 広島南リトルシニア |
出身中学を見ると、広島県内だけでなく、大阪、兵庫、石川、京都、山口、東京、神奈川など、さまざまな地域から選手が集まっています。地元の中学や地域の硬式野球チームで経験を積んだ選手が、広陵で競い合っている構成です。
なお、上表の「未確認」は、参照した登録名簿や公式戦の先発・途中出場記録だけでは守備位置を特定できない選手を指します。選手名や背番号だけから守備位置を推測することはできません。
また、「広陵高校野球部メンバー2026」として検索結果に表示される夏の登録名簿には、当時の3年生が含まれます。秋の新チームのメンバーとは異なるため、夏の選手一覧をそのまま現在のスタメンとして扱わないことが大切です。
【注目選手】主将・勝本晴太を中心に攻守のキーマンを紹介
2026年秋の広陵で注目したいのは、チームをまとめる勝本晴太と、打線の中軸を担う内野手、そして機動力を生かす野手陣です。個人の長打力だけで試合を決めるのではなく、走塁や状況判断を組み合わせて得点につなげる戦い方が特徴として表れています。
勝本晴太:捕手として投手陣を支える主将
勝本晴太は2年生の捕手で、2026年秋のチームの主将です。出身中学は広島県の廿日市市立大野中。捕手として投手と連携しながら、攻撃面でもチームに貢献しています。
デイリースポーツの2026年10月の報道では、勝本主将が積極的な走塁をチームカラーとして挙げたことが紹介されています。走者が次の塁を狙う姿勢は、単に足の速さを生かすだけではありません。相手守備の隙や送球の乱れを見逃さず、安打が出ない場面でも得点機会を作ることにつながります。
香山滋音:遊撃手として攻撃の起点を担う
香山滋音は2年生の内野手で、秋季広島県大会では遊撃手として先発出場しています。出身中学は岡山市立芳泉中です。
2026年10月11日の秋季広島県大会決勝では、香山が適時打を記録しました。遊撃手は内野守備の中心的なポジションであり、打球処理や送球の正確さに加えて、打線の中で得点を生み出す働きも求められます。
只石慶太:一塁を守る左打ちの中軸候補
只石慶太は2年生の一塁手で、大阪府の守口市立大久保中出身です。2026年10月10日の広島新庄戦では4番・一塁手で先発出場し、10月11日の崇徳戦でも中軸を任されました。
一塁手は内野からの送球を受ける機会が多く、打撃では得点圏での勝負強さが期待されるポジションです。広陵が接戦をものにするには、只石ら中軸打者が走者を確実に返すことも重要になります。
田端陽太朗・中村大雅・高橋源士らの役割
田端陽太朗は中堅手、中村大雅は左翼手として起用されており、外野の守備と打線のつながりを担います。高橋源士は指名打者として起用された試合があり、打撃面での貢献が期待される選手です。
2026年10月10日の広島新庄戦では、田端、中村大雅、香山、只石、高橋らが先発メンバーに名を連ねました。秋季中国大会では登録メンバーや対戦相手の特徴を踏まえ、打順や守備配置が変わる可能性があります。ここで挙げた選手が毎試合同じ打順・ポジションで出場するとは限りません。
【投手陣】増野巧士郎を軸に田中颯太・梶岡建志・北野瑛仁にも注目
2026年の広陵高校野球部の投手陣では、左腕の増野巧士郎が重要な存在です。秋季広島県大会の準決勝では広島新庄を相手に先発し、9回を投げて被安打8、奪三振9、失点1という内容を残しました。一球速報.comの試合記録で確認できる数字で、先発投手として試合を作ったことが分かります。
一方、秋季広島県大会の決勝では、田中颯太、梶岡建志、北野瑛仁の3投手が登板しました。登板実績からは、増野だけに依存するのではなく、試合展開に応じて複数の投手を起用する選択肢があることがうかがえます。
増野巧士郎:左腕の先発候補
増野は2年生の左投左打の投手です。広島新庄との準決勝では9イニングを投げ、9奪三振を記録しました。被本塁打はなく、与四死球も死球1のみという内容でした。
先発投手に求められるのは、三振を奪う能力だけではありません。四球を減らし、守備のリズムを作り、試合終盤まで失点を抑えることも重要です。増野の準決勝の投球は、新チームの投手力を測るうえで参考になる登板でした。
田中颯太・梶岡建志・北野瑛仁:継投を支える投手たち
田中颯太は2年生、梶岡建志も2年生で、北野瑛仁は1年生です。いずれも秋季中国大会の登録メンバーに名を連ねています。県大会決勝では、この3人が継投に参加しました。
トーナメントでは、先発投手の調子や球数、相手打線との相性によって継投の判断が変わります。中国大会で上位を目指すには、先発投手が試合を作ることに加え、救援投手が失点を抑えられるかがポイントになります。
現時点で確認できる試合記録だけから、投手陣の序列や固定された勝ちパターンまで断定することはできません。秋季中国大会での起用法と実際の投球内容が、投手陣の評価を深める材料になります。
【大会成績】秋季広島県大会は準優勝、新チームの実力と課題
広陵は2026年秋季広島県大会で決勝まで進み、準優勝となりました。スポーツナビなどの大会結果によると、1回戦から準決勝まで勝ち進んだものの、10月11日の決勝で崇徳に3対6で敗れています。
秋季広島県大会の主な結果は次のとおりです。
- 9月19日・1回戦:呉三津田に24対1で勝利
- 9月26日・2回戦:広島商に9対2で勝利
- 10月4日・準々決勝:武田に2対1で勝利
- 10月10日・準決勝:広島新庄に4対1で勝利
- 10月11日・決勝:崇徳に3対6で敗戦
この5試合を振り返ると、大差で勝つ試合だけでなく、1点差の接戦をものにしたことが分かります。武田との準々決勝は2対1。広島新庄との準決勝も4対1で、投手力と守備を含めて試合をまとめる力が求められる展開でした。
打線の爆発力だけでは勝ち切れない
広島商戦では9得点、呉三津田戦では24得点を挙げましたが、決勝の崇徳戦では3得点にとどまりました。相手投手や試合状況が変われば、同じ攻撃パターンが通用するとは限りません。
広陵の新チームは、単純に安打数を増やすだけでなく、四球や進塁打、盗塁、相手の守備の隙を突く走塁を組み合わせる必要があります。得点圏での打撃と、走者を次の塁へ進める判断の両方が勝敗を左右します。
決勝の敗戦を中国大会につなげられるか
崇徳との決勝は3対6。広陵は得点を重ねたものの、相手の攻撃を上回ることができませんでした。準優勝という結果は、中国大会への出場権を争う段階で一定の力を示した一方、さらに勝ち上がるための課題も残したといえます。
特に、試合序盤からの失点を抑えること、得点機会を逃さないこと、複数の投手を含めた試合運びを整えることが重要です。県大会の結果だけで新チームの全国的な実力を断定するのではなく、中国大会でどのような相手に、どのような内容で戦うかを見極める必要があります。
【監督体制】松本健吾監督と勝本主将が目指す新チームの野球
2026年の広陵高校野球部を率いる監督は松本健吾氏です。学校法人広陵学園は2025年8月21日付の発表で、硬式野球部の監督を中井哲之氏から松本健吾氏へ変更したことを公表しました。同時に、部長も中井悌一氏から滝口貴夫氏へ変更されています。
2026年秋のチームは、この体制のもとで新たな学年構成による戦いに臨んでいます。監督交代という組織面の変化だけでチームの強さが決まるわけではありませんが、練習で何を徹底し、公式戦でどのように実行するかは、チームを評価するうえで見逃せない要素です。
「凡事徹底」を攻撃と走塁に反映
デイリースポーツの2026年9月の報道では、松本監督が新チームの出発点として、夏休みに3年生との練習試合で0対10と敗れた経験を振り返っています。個々の力だけで相手を圧倒するのではなく、自分たちにできることを徹底する考え方が、新チームの取り組みにつながったと報じられました。
その後の秋季大会では、相手の隙を突く走塁や、状況に応じた攻撃が見られました。10月10日の広島新庄戦では、走者を進めるプレーや盗塁が得点に結びついています。派手な長打に頼らず、1点を積み重ねる姿勢は、接戦を勝ち抜くための重要な武器です。
主将の役割はプレーと判断の両面にある
捕手の勝本晴太は、投手との連携に加え、攻撃面でもチームを支える立場です。捕手は試合中、投手の状態や相手打者の特徴を把握しながら、守備全体をまとめる役割を担います。主将としての声かけやプレーの判断も、試合の流れに影響します。
松本監督の指導方針と勝本主将のリーダーシップがどのようにかみ合うかは、秋季中国大会で注目したい点です。チーム全員が同じ意識で走塁や守備を実行できれば、打撃成績だけでは測れない強さにつながります。
【秋季中国大会】高川学園戦の日程と2027年センバツへの展望
広陵は秋季広島県大会で準優勝し、第147回秋季中国地区高等学校野球大会に出場します。広島県高等学校野球連盟の発表によると、台風の接近に伴い、当初10月24日に予定されていた試合は10月27日に順延されました。
2026年10月26日時点で確認できる予定は、次のとおりです。
- 対戦相手:高川学園(山口県)
- 日程:2026年10月27日(火)午前11時予定
- 会場:ヤマタスポーツパーク野球場(鳥取市)
- 大会:第147回秋季中国地区高等学校野球大会・1回戦
試合開始時刻や開催日程は天候などによって変更される場合があります。試合当日は広島県高野連や大会主催者の最新発表を確認する必要があります。
高川学園は前年秋にも対戦した相手
高校野球ドットコムの大会関連記事によると、広陵と高川学園は前年の秋季中国大会でも初戦で対戦し、その際は高川学園が8対2で勝利しました。今回も初戦で顔を合わせることになり、広陵にとっては前年度の対戦結果も意識されるカードです。
ただし、前年と2026年では選手構成が異なります。過去のスコアだけで勝敗を予測することはできず、今回の登録メンバー、投手の状態、守備の安定性、走塁の積極性を見て評価する必要があります。
秋季中国大会は翌春のセンバツ選考にも関わる
秋季中国大会は、翌春の選抜高校野球大会を目指すうえで重要な大会です。広陵が初戦を突破し、準々決勝以降も勝ち進めるかどうかは、2027年春のセンバツ出場を考えるうえでも注目されます。
県大会で見せた走塁や接戦での対応力を、中国地区の強豪相手にも発揮できるかがポイントです。勝ち上がるためには、増野ら投手陣が失点を抑え、勝本を中心とする守備陣が安定したプレーを続けることが大切です。
2026年の進路情報と歴代メンバーを調べる際の注意点
2026年秋の登録メンバーは2年生17人、1年生3人で構成されています。多くの選手にとって高校野球での本格的な進路選択はこれからであり、個々の大学進学先やプロ志望などについて、登録名簿だけから確定的な情報を得ることはできません。
2026年の進路情報を調べる場合は、秋の新チームの選手と、2026年夏までに在籍していた3年生を分けて考える必要があります。夏の名簿に載っていた選手が秋のメンバー一覧に見当たらない場合でも、直ちに退部や進路変更を意味するわけではなく、学年交代による登録メンバーの入れ替わりである可能性があります。
また、広陵高校野球部の歴代メンバーや過去の大会記録は、現在の登録名簿とは別の情報です。過去の名選手や卒業生の実績を参考にすることはできますが、2026年の新チームの実力は、現在の選手構成と公式戦の結果から判断するのが適切です。
【プロの結論】広陵高校野球部2026の実力を見極める3つの視点
2026年秋の広陵を評価する際は、学校の知名度や過去の実績だけでなく、現在のチームが試合で示している内容に注目が必要です。今回の登録メンバーと秋季広島県大会の結果からは、次の3点が判断材料になります。
- 投手力:増野巧士郎が準決勝で9回1失点、9奪三振を記録した一方、決勝では3投手が登板しました。先発の安定感と継投の完成度を確認したいところです。
- 攻撃の再現性:大量得点の試合と1点差の接戦の両方を経験しています。走塁や進塁打を使い、相手投手が好調な試合でも得点できるかが課題です。
- 守備と試合運び:勝本晴太を中心とする捕手・内野陣の連携、失点した後の立て直し、終盤の継投判断が勝敗を左右します。
秋季広島県大会の準優勝は、新チームが県内で上位に進む力を示した結果です。一方で、決勝では崇徳に3対6で敗れました。中国大会でさらに上を目指すには、県大会で見せた長所を伸ばしながら、相手の攻撃を抑え、少ない好機を得点につなげる必要があります。
【広陵高校野球部メンバー2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の広陵高校野球部の主将は誰ですか?
A1:2年生の捕手、勝本晴太です。広島県の廿日市市立大野中出身で、捕手として投手陣を支えながら、主将としてチームをまとめています。
Q2:2026年の広陵高校野球部で注目される投手は誰ですか?
A2:左腕の増野巧士郎が注目選手です。秋季広島県大会準決勝の広島新庄戦では9回を投げ、9奪三振、失点1を記録しました。田中颯太、梶岡建志、北野瑛仁らも県大会で登板しています。
Q3:広陵高校野球部の2026年秋季中国大会の初戦はいつですか?
A3:2026年10月26日時点の予定では、10月27日(火)午前11時から、高川学園とヤマタスポーツパーク野球場で対戦します。台風接近により当初の10月24日から順延された日程で、最新の開催情報は大会主催者の発表で確認できます。
まとめ:広陵高校野球部2026の今後の動向と注目ポイント
広陵高校野球部の2026年秋の登録メンバーは20人で、2年生17人、1年生3人という構成です。主将の勝本晴太、投手の増野巧士郎、内野手の香山滋音・只石慶太らを中心に、走塁と状況判断を生かした野球を目指しています。
秋季広島県大会では準優勝を果たしましたが、決勝では崇徳に敗れました。秋季中国大会で高川学園を相手にどのような試合を見せるかは、新チームの実力を測る重要な機会になります。
選手名、学年、出身中学、守備位置を調べる際は、夏の登録名簿と秋の新チームの名簿を混同しないことが大切です。また、スタメンは試合ごとに変わるため、登録メンバーと実際の先発出場選手を区別して見る必要があります。
今後は、秋季中国大会の試合結果に加え、投手陣の継投、勝本主将を中心とした守備、得点機会を広げる走塁に注目したいところです。県大会で示した強みを中国地区の強豪相手にも発揮できるかが、2027年春のセンバツを見据えた大きな焦点となります。