2026年9月1日、クラシエのヘアケアブランド「いち髪」から、新しいプレミアムダメージケアシリーズ「いち髪 PREMIER(プレミア)」が登場しました。旧「いち髪 THE PREMIUM」から名称やパッケージが変わっただけでなく、トリートメントの補修成分、香りの設計、シャンプー前後に使えるスペシャルケアなどにも違いがあります。
新旧比較で特に注目したいのは、旧シャイニーモイストがリペアモイストへ名称変更されたこと、ポンプタイプの容量が480mLから450mLになったこと、そしてトリートメントに真珠タンパクやCMC類似成分、ヒートリペア成分が採用されたことです。一方、シャンプーの基本的な洗浄成分は大きく変わっていません。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 新旧の違い:2026年9月1日に「PREMIER」へ刷新。トリートメントの補修設計が強化され、香りも2ラインで異なる仕様になりました。
- どっちがいい?:さらさらで指通りのよい仕上がりならシルキースムース、乾燥や毛先の広がりが気になるならリペアモイストが選択の目安です。
- 見分け方:旧品は「THE PREMIUM」、新商品は「PREMIER」。旧シャイニーモイストの後継にあたるのが新リペアモイストです。
【2026年最新】いち髪プレミアムのリニューアルで何が変わった?

クラシエの公式発表によると、新シリーズ「いち髪 PREMIER」は、ブランド誕生20周年を迎えた2026年9月1日に発売されました。和草由来の成分とサロンケア発想を組み合わせ、日常のシャンプーやトリートメントでダメージを受けた髪を丁寧にケアすることを目指したシリーズです。
旧シリーズからの変更点は、単純なパッケージ変更だけではありません。成分表示を比較した美容師による解析記事でも、シャンプーの洗浄ベースは基本的に共通する一方、トリートメントの補修成分や香り、シリーズ全体のケア工程に変化があると整理されています。
新旧の主な違いは5つ
- シリーズ名:旧「THE PREMIUM」から新「PREMIER」へ変更。
- ライン名:旧シャイニーモイストが新リペアモイストに変更。シルキースムースは継続しています。
- トリートメントの成分:真珠タンパク、CMC類似成分、γ-ドコサラクトンなどを採用。
- 香り:旧品は2ラインとも八重桜系の香りでしたが、新品は八重桜と枝垂れ桜に分かれました。
- スペシャルケア:シャンプー前に使うウォータリーミルクトリートメントと、モイスチャーメロウヘアパックがラインアップに加わりました。
また、ポンプタイプのシャンプーは旧品の480mLから新品の450mLへ変更されています。単純な容量比較では30mL、約6.3%の減少です。購入時には容量だけでなく、実際の販売価格や詰め替え用の容量も確認しておきましょう。
重要なのは、リニューアル後の商品を「旧品とまったく別物」と考えないことです。シャンプーの洗浄成分には継続性があり、使用感の方向性も2ラインで引き継がれています。大きな変化が見られるのは、トリートメントの補修設計と香り、ケアの選択肢です。
【比較表】いち髪シャンプー5種類はどれがいい?
2026年のラインアップを整理すると、通常シリーズの3種類とPREMIERの2種類、合計5種類が比較の対象になります。クラシエは通常のインバスシリーズを2026年2月6日に全面リニューアルし、同年9月にPREMIERを発売しました。
それぞれが目指す仕上がりは異なります。ブランド名や価格帯だけで決めるよりも、髪の絡まり、乾燥、広がり、カラーによるダメージなど、自分の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
| 商品・ライン | 仕上がりの方向性 | 香り | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|---|
| いち髪 なめらかスムースケア | なめらかで指通りのよい髪 | 山桜の香り | 絡まりやゴワつきが気になる人 |
| いち髪 濃密W保湿ケア | しっとりまとまる髪 | あんずと桜の香り | パサつきや広がりを抑えたい人 |
| いち髪 ダメージリペア&カラーケア | うるおいとツヤを与える仕上がり | 檸檬花と桜の香り | カラーによるダメージや乾燥が気になる人 |
| いち髪 PREMIER シルキースムース | つるんとなめらか、さらさら | 八重桜の香り | 髪の絡まりやゴワつきをケアしたい人 |
| いち髪 PREMIER リペアモイスト | やわらかく、しっとり | 枝垂れ桜の香り | 毛先の乾燥や広がりが気になる人 |
※香りと仕上がりはクラシエの公式商品情報に基づく整理です。使用感は髪質、ダメージの程度、使用量、すすぎ方などによって異なります。
通常シリーズとPREMIER、価格差に見合う違いはある?
美容師による市販シャンプーの比較記事では、通常シリーズは700〜800円前後、PREMIERは1,100円前後が価格の目安として紹介されています。ただし、メーカーの公式価格はいずれもオープン価格であり、店舗や販売時期によって実売価格は変動します。
通常シリーズの魅力は、比較的手に取りやすい価格で、なめらかさ、保湿、カラーケアといった基本的な悩みに対応できることです。PREMIERは、シャンプーに加えてトリートメントの補修設計にも注力し、髪の状態に合わせたスペシャルケアまで組み合わせられる点が特徴です。
したがって、価格差に見合うかどうかは、単に「高い方がよいか」では決まりません。日常の洗髪で十分に満足できている人なら通常シリーズが合理的な選択です。一方、カラーや熱によるダメージが気になり、トリートメントを含めたケアを見直したい人にはPREMIERを試す価値があります。
【成分比較】洗浄成分は同じ?リニューアルで強化された補修成分
いち髪プレミアムの新旧比較では、シャンプーとトリートメントを分けて考えると違いが見えやすくなります。シャンプーは汚れを落とす工程、トリートメントは髪の手触りやまとまりを整える工程であり、それぞれの役割が異なるためです。
洗浄成分はベタイン系とアミノ酸系が中心
新PREMIERのシャンプーでは、主な洗浄成分としてラウラミドプロピルベタインとラウロイルメチルアラニンNaが使われています。前者はベタイン系、後者はアミノ酸系の洗浄成分です。
クラシエの公式商品情報では、シャンプーはノンシリコンで、硫酸系界面活性剤を使用しないサルフェートフリー処方とされています。旧THE PREMIUMとの成分比較でも、この基本的な洗浄ベースは継続していると報告されています。
そのため、リニューアルによってシャンプーの洗浄力が劇的に変化したと考えるよりも、従来の洗浄設計を引き継ぎながら、配合成分やシリーズ全体のケア工程が見直されたと理解する方が実態に近いでしょう。
新トリートメントで注目したい3つの成分
1.真珠タンパク(加水分解コンキオリンタンパク)
新PREMIERのトリートメントに配合された美容成分の一つです。髪にうるおいとツヤを与え、なめらかな手触りを支える成分として位置づけられています。シルキースムース、リペアモイストの両ラインに採用されています。
2.CMC類似成分
正式な成分名は「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」です。毛髪の細胞膜複合体(CMC)に着目した成分で、トリートメントやヘアパックに配合されています。髪の水分・油分を保ち、まとまりや手触りを整える設計に関係しています。
3.γ-ドコサラクトン(ヒートリペア成分)
ドライヤーやヘアアイロンの熱を利用して、髪表面のキューティクルを整えることを目的とした成分です。熱によるパサつきが気になる人や、日常的にアイロンを使う人にとって注目したいポイントです。
旧モデルのトリートメントでは加水分解シルクなどが特徴的でしたが、新モデルでは真珠タンパク、CMC類似成分、γ-ドコサラクトンなどを組み合わせた処方に変わっています。米ぬか発酵液や牡丹皮エキスなどの美容液ブースターは、シャンプー側にも配合されています。
ただし、成分名だけで仕上がりや補修力の優劣を断定することはできません。実際の使用感は、成分の配合量や組み合わせ、髪の傷み方などにも左右されます。成分比較は商品の特徴を理解する手がかりとして活用し、最終的には自分の髪との相性で判断しましょう。
【どっちがいい?】シルキースムースとリペアモイストの選び方
PREMIERの2種類は、シャンプーの洗浄ベースが大きく異なる商品というよりも、目指す仕上がりや香りが違うラインです。迷った場合は、髪を軽くさらさらに整えたいのか、乾燥した毛先をしっとりまとめたいのかを基準に選ぶとよいでしょう。
シルキースムースがおすすめの人
- 髪が絡まりやすく、ブラッシング時の引っかかりが気になる。
- ゴワつきを抑えて、指通りのよい髪を目指したい。
- しっとり重い仕上がりより、さらさらとした質感が好み。
- みずみずしくやさしい八重桜の香りが好み。
シルキースムースは、うるおいを与えながら、つるんとした指通りを目指すラインです。髪が細めの人や、根元のふんわり感をなるべく残したい人にも、最初に試す候補として考えやすいでしょう。ただし、実際にボリュームが出るかどうかは髪質や使用量によって変わります。
リペアモイストがおすすめの人
- 毛先が乾燥し、パサついて見える。
- 髪が広がりやすく、まとまりにくい。
- やわらかくしっとりした手触りを好む。
- 透明感のあるやさしい枝垂れ桜の香りが好み。
リペアモイストは、旧シャイニーモイストの後継にあたるラインです。従来のしっとりした仕上がりの方向性を引き継ぎながら、トリートメントの補修設計を見直しています。毛先の乾燥や広がりが悩みの中心なら、こちらから試すと選びやすくなります。
香りの違いも購入前にチェック
旧THE PREMIUMでは、シルキースムースとシャイニーモイストの2種類とも八重桜の香りでした。新PREMIERでは、シルキースムースが八重桜、リペアモイストが枝垂れ桜となり、香りでも選び分けられるようになっています。
ただし、香りの好みには個人差があります。桜系の香りが好きでも、香りの強さや甘さの感じ方は人によって違います。香りを重視する人は、トライアルセットを使って仕上がりと合わせて確認する方法が現実的です。
【通常のいち髪との違い】PREMIERを選ぶべきなのはどんな人?
「いち髪プレミアムと通常シリーズの違い」は、ブランドの上下関係だけで判断するより、洗浄と補修の設計、価格、必要なケアの範囲を比較することが大切です。
通常シリーズの3ラインは、なめらかスムースケア、濃密W保湿ケア、ダメージリペア&カラーケア。それぞれ指通り、保湿、カラーによるダメージなどの悩みに対応しています。2026年2月の全面リニューアルでは、サクラとトウキンセンカを新たに配合した「純・和草プレミアムエキス」などが特徴として発表されました。
一方、PREMIERは「和草×サロンケア発想」を打ち出し、トリートメントにCMC類似成分や真珠タンパクなどを配合しています。加えて、シャンプー前のプレトリートメントと、アイロンの熱で硬くなった髪などをケアするヘアパックが用意されています。
ここで誤解したくないのは、通常シリーズがダメージケアに対応していないわけではないことです。通常シリーズにもダメージリペア&カラーケアがあり、日常的なヘアケアとして十分に選択肢になります。PREMIERは、より細かな質感の好みや、トリートメントを含む工程全体を重視する人に向いたラインです。
価格を抑えたいなら通常シリーズ、ケアを重視するならPREMIER
普段使いのシャンプーに大きな不満がなく、予算を抑えたいなら通常シリーズから選ぶ方法が合理的です。パサつきが気になる場合は濃密W保湿ケア、絡まりが気になる場合はなめらかスムースケア、カラーによる傷みが気になる場合はダメージリペア&カラーケアが候補になります。
反対に、トリートメントの成分や熱によるダメージへの配慮まで重視するならPREMIERが候補です。シャンプーだけを切り替えるのではなく、トリートメントも組み合わせることで、シリーズが想定するケア工程を取り入れやすくなります。
【口コミ・評判と見分け方】購入前に知っておきたい注意点
2026年9月に登場した新PREMIERについては、美容師による成分解析記事が公開され、洗浄成分の継続性やトリートメントの変更点、2ラインの選び方などが紹介されています。2026年10月24日公開の「りんごの市販シャンプー解析」でも、さらさら派にはシルキースムース、しっとり派にはリペアモイストという選び方が示されています。
こうした専門家による成分分析は、商品選びの参考になります。ただし、個別の解析記事は購入者全体の評価を集計した統計とは異なります。口コミを見るときは、単に「よかった」「合わなかった」という感想だけでなく、髪質、カラーやパーマの有無、使用したライン、トリートメントの併用状況まで確認すると、自分に近い条件のレビューを見つけやすくなります。
リニューアル前後を見分ける3つのポイント
1.商品名を確認する
旧品は「いち髪 THE PREMIUM」、新品は「いち髪 PREMIER」です。旧シャイニーモイストを探している場合は、新商品のリペアモイストが後継ラインにあたります。
2.容量を確認する
旧ポンプタイプは480mL、新PREMIERのポンプタイプは450mLです。詰め替え用も旧品と新品で容量が異なるため、価格だけを見て比較せず、パッケージの表示を確認しましょう。
3.商品名の表記と香りを確認する
新PREMIERでは「ブースターシャンプー」「セラムトリートメント」という商品名が使われています。また、シルキースムースは八重桜、リペアモイストは枝垂れ桜の香りです。旧品と同じライン名でも、商品名や香りの表記を確認することで見分けやすくなります。
旧品が店頭やネット通販に残っている場合も、パッケージが似ているだけで同じ処方とは限りません。旧シャイニーモイストを気に入っていた人は、後継のリペアモイストを候補にしつつ、容量と成分の違いも確認して選ぶのがおすすめです。
【いち髪プレミアムリニューアル違い】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:いち髪プレミアムは2026年のリニューアルで何が変わりましたか?
A1:2026年9月1日に「いち髪 PREMIER」として発売され、トリートメントの補修成分、香り、スペシャルケアのラインアップなどが見直されました。シャンプーの基本的な洗浄成分は大きく変わっていません。
Q2:旧シャイニーモイストは現在どの商品にあたりますか?
A2:新PREMIERのリペアモイストが後継ラインにあたります。しっとりとした仕上がりの方向性を引き継ぎつつ、トリートメントの補修設計が変更されています。
Q3:シルキースムースとリペアモイストはどっちがいいですか?
A3:絡まりやゴワつきが気になり、さらさらした指通りを求めるならシルキースムース、毛先の乾燥や広がりが気になり、しっとりした質感を求めるならリペアモイストがおすすめです。
Q4:新PREMIERはノンシリコンですか?
A4:シャンプーはノンシリコンです。一方、トリートメントにはジメチコンやアモジメチコンなどのシリコーン成分が配合されています。シリーズ全品がノンシリコンというわけではありません。
Q5:通常のいち髪とPREMIERはどちらを選ぶべきですか?
A5:価格を抑えながら日常のケアを続けたいなら通常シリーズ、トリートメントの補修設計やスペシャルケアまで重視するならPREMIERが候補です。髪の悩みと予算を基準に選びましょう。
Q6:リニューアル後は容量が減っていますか?
A6:シャンプーのポンプタイプは、旧品の480mLから新PREMIERの450mLに変更されています。30mLの差があるため、価格を比較する際は容量も確認することが大切です。
まとめ:いち髪プレミアムの新旧比較で失敗しない選び方
2026年9月のリニューアルで登場した「いち髪 PREMIER」は、旧THE PREMIUMの基本的な洗浄設計を引き継ぎながら、トリートメントの補修成分や香り、スペシャルケアの選択肢を見直したシリーズです。
新旧の違いを押さえるうえで、特に覚えておきたいのは次の3点です。旧シャイニーモイストの後継はリペアモイストであること、トリートメントに真珠タンパクやCMC類似成分、ヒートリペア成分が採用されたこと、そしてシャンプーのポンプ容量が480mLから450mLに変更されたことです。
選び方はシンプルです。さらさらでなめらかな指通りを重視するならシルキースムース、乾燥や広がりを抑えてしっとりまとめたいならリペアモイスト。価格重視なら通常のいち髪3ラインも比較対象になります。
ヘアケア商品は、配合成分の豪華さだけでなく、自分の髪質や日々のスタイリングとの相性が満足度を左右します。まずは仕上がりの好みを基準に選び、迷った場合はトライアルセットで使い心地と香りを確認することが、リニューアル後の商品選びで失敗を減らす近道です。